ハリーポッターとアズカバンの囚人 | RIDDLE CRITIC

ハリーポッターとアズカバンの囚人





著者: J.K. ローリング , 松岡 佑子, J.K. Rowling
タイトル: ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

ホグワーツでの生活も2年を経過し、すっかり魔法界に馴染んだハリーポッター。しかし夏休みのため、再びダーズリー家に戻ったハリーは受難の時を迎えていました。ただでさえ魔法嫌いのダーズリー一家と生活を共にせねばならないのに、一家に輪をかけてハリーを目の敵にしているマージ叔母さんがやって来たからです。しかも滞在期間は1週間。必死の思いでマージ叔母さんの嫌味や難癖に耐えてきたハリーですが、両親を罵倒されることには耐え切れずマージ叔母さんに魔法をかけてしまいます。
未成年魔法使いの制限事項令」未成年の魔法使いはマグルの世界において魔法を使ってはならない、という規定に真っ向から違反してしまったハリーは、もうホグワーツに戻れない、と半ば自暴自棄になります。しかし、彼の前に現れた魔法大臣コーネリウス・ファッジは、なぜか彼を咎めません。困惑するハリーでしたが、今年もホグワーツに戻れることに深い安堵を覚えるのでした。

監獄アズカバンから脱走した「例のあの人」の配下、シリウス・ブラック。迫り来る魔手からいかにハリーは逃れるのか。第3巻は恐怖という点に主眼が置かれたストーリー構成になっています。夢や希望に溢れたファンタジーならではの魅力だけではなく、恐怖を克服しようと葛藤するハリーの姿にもより深い感銘を受けることでしょう。前2作ももちろんですが、オススメの一冊です。