久しぶりにブログを書きます







2020年、今年初めて撮った写真です


一緒に撮ったメルちゃんは
私が23歳の時に出逢ったワンちゃんです



メルちゃんは、
ブリーダーに放棄されて劣悪な環境にいた犬達のうちの1匹でした。


保護団体の方が救ってくれて、
それをインターネットでお姉ちゃんが見つけて
里親にならせて貰いました。




初めておうちに来た時は仕事だったけど、
早く会いたくて
お昼休みにお家に帰って
初対面したのを覚えています。
 


劣悪な環境にいたから
白いはずの毛は、
排泄物まみれだったせいで
洗ってもらっててもまだ黄色かった。



初めて会った
メルちゃんは
主張が少ない感じで
お姉ちゃんの足のところにまるまって
静かに甘えてました。


本当にそんな劣悪な環境にいたのかな?
って思うくらい
何事もなく動じずシラーっとこなす感じの
静かな不思議な印象でした。



でも、一度散歩の途中でボロボロの子猫に出逢って
拾ってしばらく一緒に暮らしてた時は
メルちゃんが本当のお母さんみたいに
ずっとずっと子猫につきっきりで
可愛がって、愛情を注いでて
本当に優しい子だなって思いました。




その子猫をこのままうちで飼えたらなって
気持ちが強くなってきた頃
里親になりたい希望の方から連絡が来て、
その方に飼っていただくことになって。


ほとんど寝ないでお世話してた時期もあったから
別れが悲しくてベランダでこっそり泣いてたけど
 私以上にメルちゃんの落ち込みがすごくて
ずっとごめんねの気持ちが心にありました。



それからしばらくして
お姉ちゃんが地元に帰って、
メルちゃんやサンちゃんとは離れ離れになって、
一緒に暮らせてない期間が増えていきました



時々地元に帰った時に会えるだけの関係になって、
気付けばもう7年も経って、
メルちゃんもおばあちゃんになりました。







まだ若そうな子犬みたいな顔だけど、
もう13歳。



去年の12月、メルちゃんのことで
電話がかかってきて、
もうダメかもしれないって言われました。


元々心臓が弱くて、
ずっと危険と隣り合わせではいたけど、
この歳まで生きてくれて、
でももう今回は、
会えないかもしれない、
覚悟をしてて
って言われました。



年末に帰る予定は立ててたけど、
その時にはもういないかもしれないって。


ようやくもうすぐ会えると思って楽しみにしてたのに
これまでも実家に帰る理由の一番はやっぱり
メルちゃんやサンちゃんに会いたかったからで、
今回はおせちも楽しみだったけど←
すごくショックでした。

ただ、生きてくれることを信じるしかなかった。



でもメルは頑張ってくれて、
退院もしてお家で待っててくれて

一緒に新しい年を迎えることが出来ました



お母さんが二階の部屋に立派にお布団敷いてくれてたけど
メルちゃんと少しでも一緒にいたくて
下の階で、布団足りなって思いながら寝てました







長生きして欲しいと思う反面、
これが一緒に撮る最後の写真かもしれないって
思う気持ちもあって、
沢山一緒に撮りました。


本人は写真あんまり好きじゃないから、
絶対嫌だったのにごめんね。



一昨日の19日の夜お姉ちゃんから
入院したって聞いて
昨日の朝早くにお姉ちゃんから電話がありました。


もう何の電話かはわかったから
勇気がなくて出れませんでした。



7年も離れてた私より
ずっと近くにいたお姉ちゃんやお母さんは
私なんかよりずっとずっと辛いのに
電話も出れなくてごめんね。



離れて暮らしてたからまだどこか
遠いから会えないだけの感覚と
真実味がわかない時もあるけど、
もうあの横目でジトーって見る癖のある
可愛いメルちゃんには会えなくて
茶色と本来の白に戻ったふかふかのからだを
撫でることができないのは
悲しくてたまらないです。



メルちゃん、うちに来て幸せだったのかな。



あんまり感情を出さなくて
わからないけど、
幸せに感じてくれてたら嬉しいな、
そして苦しかった病気から解放されて
これから天国で幸せでいて欲しい
もうそれを願うくらいしか出来ないけど、
そうであって欲しいです。




あのまま大好きだった子猫の富一と
暮らせてあげられてたら、、、


これは一生ずっと心に残る後悔です



久しぶりのブログなのに、
楽しい話題じゃなかったけど、
メルちゃんへの思いを大事に
残したいと思って書きました。



読んでくれてありがとうございました!!