http://s.cinemacafe.net/article/2013/03/29/16248.html
先日より開催中の第5回「沖縄国際映画祭」にて、次代のクリエーターを発掘することを目的としたプログラム「クリエーターズ・ファクトリー」の表彰式が行われ、韓流スターのキム・ヒョンジュン、女優でプロデューサーの杉野希妃らがシーサー型のトロフィーを笑顔で受け取った。
今年から新たに発足した“次世代を担う人材”を発掘することを目的にスタートした本プログラム。実写、アニメなどのカテゴリーやジャンル一切不問でど映像作品制作に携わった監督、カメラマン、俳優、女優、ミュージシャンなどのスタッフの中から優秀者を選出し、次回作を吉本興業が全面バックアップしていくというもの。
審査員には、映画監督としても活躍する芸人の板尾創路。日本映画の巨匠・新藤兼人監督の孫娘の新藤風。北野武監督作品など数々な名作を世に送り出してきた奥山和由プロデューサーの一筋縄ではいかない3名。応募された138本の中から厳選された9本が最終選考通過作品として今年の沖縄国際映画祭でさらなる審査を受け、今回の受賞者が選ばれた。
今回、受賞したのは、「男優賞」にキム・ヒョンジュン(ミュージック・ビデオ「Lucky Guy」)、「最優秀ニュークリエイター賞」と「女優賞」でW受賞を果たした杉野希妃(『おだやかな日常』)、そしてあまりにも素晴らしい作品として急遽特別に設けられた「特別賞」に輝いたアニメーション・クリエーターの若井麻奈美(『コーポにちにち草のくらし』)。
この日の表彰式には、早くから長蛇の列を成したヒョンジュンの女性ファンの歓声とボルテージで会場は熱気ムンムン。新藤さんからトロフィーを手渡され、ニッコリと微笑むと「キャ~!」という嵐のような歓声が沸き起こった。
審査員を務めた板尾さんからは、「(ヒョンジュンは)顔がちっちゃすぎて、近くに行きたくないですね…(笑)」とあまりのイケメンぶりに苦言も飛び出した。さらに、「今後は、アクション映画なんてどうですか? 『007』で次のジェームズ・ボンドにぜひなってほしいですね」と驚きの推薦が。
新藤監督は、今回の審査をきっかけにヒョンジュンの過去の作品を見たと言い、「すっかりファンになってしまいました(笑)。私はヒョンジュンさんで映画を撮るなら、ラブストーリーがいいですね」と早くも妄想(?)が止まらないといった様子。奥山プロデューサーからも「往年の石原裕次郎のような雰囲気。ヒョンジュンさんがいるところだけキラキラしてますね(笑)」と堂々たるスターの風格に太鼓判を押した。
この四方八方からの褒め殺しの言葉にもヒョンジュンは動じることなく、ニッコリと爽やかな笑顔を浮かべながら「どんな作品でも素晴らしいものになると感じれば、ぜひ出たいですね」と、さすが正統派スターらしいコメントで会場の女性客たちをメロメロにした。
ラストには女優で本映画祭の審査員を務める桃井かおりも、新たなる才能に激励のため登場し、最後まで大盛り上がりを見せた。
「第5回沖縄国際映画祭」は3月30日(土)まで開催。
text:cinemacafe.net
日本での作品にヒョンジュンくんが..
夢ではないかもしれませんね~