奇しくも前回の記事を書いたのが丁度1年前か。
去る2025年6月29日、フレオの新しいグループとして「ワガママなラストノート」がデビューした。
このグループに名を連ねている白瀬乃愛、現在復活した「煌めき☆アンフォレント」(通称 キラフォレ3.0)の前体制(いわゆる2.0)のメンバーである。こちらの世界へおかえりなさいの意味を込めて先月24日の渋谷の終演後物販に行ってきて、そしてちゃんとライブを見る機会が8月14日に訪れた。場所はサンシャインサカエ グランドキャニオン広場、いわゆる閉店したサンシャインKYORAKU栄のB1入口の前、地下鉄栄駅直結のあそこである。
ワガママなラストノート、公式略称「ワガラノ」、グループ名からして「なんじゃそりゃ?」な訳だが、確かチラっと耳にしたところによれば、「これまでいろんな分野で経験をしてきた人間が最後のワガママとしてアイドルグループとして最後の1ページを作る」的な感じのニュアンスだと受け取っている。すなわち、各々が分野や媒体・ジャンルが違えどそこそこの経験値を持った状態で集結しているのだと理解している。
このライブを見た率直な感想はXにポストしている。
ワガラノライブ初経験の所感。すでに小耳に挟んでいた通り、確かに良くも悪くも「フレオっぽくない」。逆に「48系に寄せてる」とは思えなかった。他グループの名を使って形容するなら「フレオが個人経験値の高い子を集めて作ったアステリア」かな。詳細な感想はまた改めて別のところで。
— D(くまモンD) (@basichorse02_dm) August 14, 2025
ここに名を出させてもらったアイドル「アステリア」は名古屋に拠点を置く、見た目もパフォーマンスも地下アイドルにありがちな一部分が尖ったアイドルではなく、ざっくりいわゆる「王道系」と言われるグループである。良くも悪くもクセがない、ものすごく綺麗にまとめられた感を強く感じるグループである。
アステリアはキャンレコの所属、すなわちワガラノはフレオが作ったアステリアという表現をさせてもらった。まだデビュー間もないので仕方ないと言えば仕方ないのだが、担当色があるにも関わらず全員が純白の衣装で、清楚な大人しめな宣材のイメージ通りに仕上がっている。また披露された曲も飛び抜けた沸き曲や聴かせるバラード曲という位置付けのものがなく、どの曲も同じような感じのテイストを感じたのが正直なところ。
サンシャインサカエ GC広場での単独公演ありがとうございました✨
— ワガママなラストノート (@wgln_info) August 14, 2025
ワガママなラストノート #ワガラノ ぜひ覚えて下さい- ̗̀📢#ワガラノセトリ
1. 私、シンデレラ
2. 奇跡シグナル
3. 眩しい季節
4. 無音の喧騒と静寂のノイズ
5. きっと、君のせいだ。
6. 太陽のラストノート
7. ワガママパラノイア pic.twitter.com/vi8ZPiOaiL
なお、前評判としてすでにこれより前にライブ観覧をしたオタクより受け取っていたことがある。またサブスクで楽曲も一部配信されているが前述のポストの通り、「フレオっぽくない」というものがあったが、この場でひとつだけ言わせてもらうと、この日の6曲目だと記憶しているので『太陽のラストノート』という曲になるが、この曲はイントロがまさに極めて「手羽センっぽい曲」だと感じた。ただ曲自体は「手羽センっぽい」のだが個々の歌唱(というか歌い方)や振りが激しいものではないため正直視覚からと聴覚からで脳内に多少バグりを感じたのかもしれないが、結果的な印象としてやはり「フレオっぽくない」と結論付けられた感がある。
そんなこんなでこの翌日にダイアモンドホールでのイベントに参加予定のワガラノであったが、おそらくはまだそんなに曲のラインナップもないであろうことが予想できたのと、おそらくはこんな感じで綺麗に収めてくるであろうことを安易に想像できたので優先順位が3日目のヘナギソニックより上に来ることがなかった。今後グループとしての色、メンバー個人の色が出てきたらもう一度改めてライブを見てみたいところではあるが、シビアな言い方をすると、グループとしての本当の意味で跳ねるところがまだ見えない。
先述の通り、メンバー個々のポテンシャルは高く、経験値も高く、これまでの歴もそれなりに長いため、概ねすべてのメンバーにグループ単位ではなく個人単位でのファンは多い、それが故に前評判や期待感から投票イベントでは票を順調に得られていたように見て取れる。これがグループとしては逆に歪な形を持っているようにも見える。個人人気とグループ人気が比例していない気がする。個人の経験値が高いところでこのワガラノをアイドルグループとして個人人気に相応しいグループにすることをフレオには求めたい。
フレオの功罪として、歴代グループは「人気グループ」か「鳴かず飛ばず」かに二分される傾向が強く感じるところがある。現在フレオの看板で最も大きいのは「なみだ色の消しゴム」(通称なみけし)と「THE ENCORE」(通称あんこ)であるのは周知の事実。ワガラノはここに続くグループになれるポテンシャルを大いに秘めている。それは個人の力量を以って確実にある。ただ正直、今後も見続けたいのはあるが今はまだそんなに足を向けたいとは思えていない。
あくまで個人的な希望と展望は、メンバー各々の色(強さ)をもっと晒け出してほしい。あわよくばメンバー色の衣装も早く出してほしい。個性を殺したグループは遅かれ早かれ消える。クセは強ければ強いほど武器になるのがこの業界だと思っている。
プロデューサーの腕に期待したいところである。





















