ロータリーのしくみ | 国際ロータリー第2570地区 2022-23年度 ガバナー村田貴紀 ブログ

国際ロータリー第2570地区 2022-23年度 ガバナー村田貴紀 ブログ

国際ロータリー第2570地区ブログとなります。

ロータリークラブは、クラブ、国際ロータリー、ロータリー財団の3本の柱で支えられています。これらが一体となって、世界中の地域社会に持続可能な変化を生み出しています。

 

ロータリーの中核を成すのは、奉仕と友情を大切にする会員です

ロータリーの会員は、クラブで仲間との友情を育みながら、アイデアを出しあい、地域の人びととともに草の根の活動をしています。

 

ジョエル・ジャクソンさん

オーストラリア出身の俳優、ジャクソンさんは、青少年交換プログラムを通じてブラジルに交換留学をしたときに、人生の目的を見つけたと言います。帰国後に俳優としてのキャリアを歩みはじめたジャクソンさんは、高い評価を得たテレビドラマ「Deadline Gallipoli」や「Peter Allen: Not the Boy Next Door」に出演しています。
 

キャロル・キムタイさん

ケニアの人気ニュースサイトの編集者であるキムタイさんは、自らの情熱を追い求める方法としてロータリーへの入会を選びました。彼女とほか38人のロータリー会員は、キリマンジャロ山へのチャリティー登山を行い、ポリオ撲滅活動やその他のプロジェクトのために4万ドルを集めました。
 

シンシア・サリムさん

服飾デザイナーとして成功しているサリムさんは、ロータリー国際親善奨学生としての留学をきっかけに、社会的責任とファッションという自分の情熱を組み合わせたファッションブランド「Citizen’s Mark」を設立。社会的責任を意識した素材を使い、環境にやさしい工場で従業員に適正な報酬を支払って衣服を製造しています。
 

クラブのメリット

クラブでは、プロジェクトの管理や、人前でのプレゼンテーションを行うためのスキルを磨いたり、ほかでは会うことのできないような人びととの出会いがあります。地域社会の問題や世界がかかえる課題を解決するために、異業種の仲間と一緒にプロジェクトに取り組めるのも、クラブならではの魅力です。

Eクラブ

クラブによっては、例会のすべて、または一部をオンラインで実施する場合があります。これは、忙しいスケジュールの会員、移動が難しい会員、またはロータリークラブやローターアクトクラブがない地域に住む会員のニーズを満たすものです。これらのオンラインによるクラブは、時に「Eクラブ」と呼ばれ、定期的に例会を開きます。また、ほかのロータリークラブやローターアクトクラブと同じように奉仕プロジェクトを実施し、ロータリー財団を支援し、会員同士の親睦を楽しみますが、通常のクラブよりも会費が低額であるというメリットがあります。

 

海を越えた交流

世界中どこへ行っても友人に会えるのは、全世界に46,000以上のクラブがあるロータリーだからこそ可能なこと。奉仕活動でほかのクラブと協力したり、交流を深めたりすることで、友情と奉仕の輪を広げましょう。

 

会員のメリット

ロータリー親睦活動グループ

ロータリー親睦活動グループは、同じ趣味やアイデンティティに基づいて会員が交流を深めているグローバルなコミュニティです。スキューバダイビング、マラソンといった趣味や関心から、医師や弁護士などの職業を中心にしたグループまで、多岐にわたります。また、親睦だけを目的としたグループもあれば、奉仕プロジェクトを実施しているグループもあります。

 

ロータリー友情交換

地区の運営の下、ロータリー会員とその友人や家族が海外を訪問し、異文化や新しい考え方、海外での職業の実践方法などを学ぶことができるのが、ロータリー友情交換です。交流を通じて互いへの理解を深め、友情を築くことことから、平和への第一歩がはじまります。また、将来の奉仕プロジェクトのパートナーを見つける機会にもなります。

 

ロータリー行動グループ

ロータリー行動グループは、特定分野を専門とするロータリー会員とその友人や家族が集まる国際的なグループです。グループのメンバーは、開発分野におけるそれぞれの専門スキルや経験を生かして、クラブや地区の奉仕プロジェクトにもアドバイスや支援を提供しています。

 

国際共同委員会

国際共同委員会(ICC)は、複数の国のロータリー会員が参加するネットワークです。国際奉仕プロジェクトの実施、双子クラブの締結、海外地区とのロータリー友情交換の実施などにおいて国際共同委員会と協力することができます。