🌏 「違いを受け入れ合うロータリーであるために」
「ロータリーは違いをなくすのではなく、その違いを祝うために世界の人びとをつなぎます」
— ステファニー・アーチック
国際ロータリー会長(2024-25年度)
この言葉に、心を動かされた方も多いのではないでしょうか。
私たちは、国や文化、世代や価値観の違いを超えて、ひとつのテーブルにつくことのできる場所――それがロータリーだと信じています。
意見が違っても、立場が違っても、互いに尊重し合える関係。
それこそが、平和の土台であり、ロータリーの本質です。
🤝 でも、「違い」が壁や沈黙を生むこともある
現実のクラブ活動では、ときに異なる意見や価値観に対して、
排除や攻撃、無視といったかたちで“違い”が封じ込められる場面があります。
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「あの人は空気が読めない」と決めつけられる
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発言したことをあとで陰で非難される
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一度意見したことで、クラブ内で浮いてしまう
そのような空気が広がると、やがて周囲も「何も言わない方がいい」と思い、
“同調圧力”によって声を殺すようになります。
気がつけば、表向きは穏やかでも、誰も本音を語れない――
そんなクラブになってしまっては、ロータリーの本質から遠ざかってしまいます。
🚫 ハラスメントはゼロであるべき。排除や攻撃も含めて。
ハラスメントは、言葉の暴力だけではありません。
無視・排除・威圧・揶揄・勝手なレッテル貼り――
そうした態度も、立派な心理的ハラスメントにあたります。
「居場所がない」と感じる人がいる限り、
それはロータリーが目指す“理解し合う社会”とは言えません。
🌱 これからのロータリーに必要なこと
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異なる意見や背景に「耳を傾ける」習慣
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声を上げた人を守る、あたたかいまなざし
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年齢や肩書きに関係なく意見が言える安心感
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攻撃ではなく対話で違いを理解する姿勢
ステファニー会長は、
「平和とは争いがない状態だけを意味するのではなく、理解しあう心がある世界を意味する」と語りました。
それはまさに、ロータリーの例会ひとつひとつの空気づくりにかかっているのです。
💬 声を上げづらい“誰か”のために、私たちができること
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ひとりだけ意見が違っても、その人の話に耳を傾ける
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誰かが排除されそうなとき、そっと寄り添う
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自分の発言が誰かを無意識に追い詰めていないか振り返る
声を上げられない“沈黙”の中にも、思いはあります。
気づける私たちが、小さな行動を起こすこと――
それが、真のインクルージョン(包摂)を実現する第一歩です。
🤍 「一人ひとりが、誰かの“安心”になれるロータリーへ」