途中から見たテレビ番組だったけど、素敵だったから
メモしとく。
高度経済成長時、
温泉ブームがあって、
彼らのお父さんは、もともとあったすずめの湯を拡張して、
宿や飲食店を始めた。
3人の息子さんたちは、家業を継ぐべく
一人はアメリカにホテルの勉強へ
もう一人は、懐石料理を
もう一人はフランス料理を学び、
ホテルの付加価値を上げ、
リーマンショックなどの不景気を経験するが、
経営を立て直そうと努力していた。
そこに、熊本の大地震と大雨で、
土砂で建物が埋められてしまう。
その後国から復興資金の4分の3がでるとの話をきき、
復興を決意する。
何度も心折れそうになるが、ボランティアさんなどの助けられる。
ホテルの再建を考え、
方向性を決めるのに、兄弟三人で話し合うが、
客観的な意見も取り入れようと、経営コンサルタントにも相談する。
経営コンサルタントには、これからは、インバウンドの需要が増えるので、
海外のお客様や都市部の富裕層を対象に客単価をあげたサービスが時代に合っているのではないかとの
提案を受けるが、
なんともしっくりこなかった。
震災で建物が壊れたことで、
すずめの湯の原点でもある、手作りの排水溝が出てくる。
かつてのすずめの湯の目的。
人々は、傷ついた傷を癒すため、
ぬかるんだ土地に排水溝を作り、
水を流し、そこに建物を建て、
人々が集える湯治場を作ったのではないと、
すずめの湯の原点
そして存在意義を再認識する。
そして、インバウンドの獲得など目先の利益ではなく
湯治という文化を後世に残すということを事業の柱とする。
高価な建物ではなく、
まずはできることから、
事業規模を小さくすることで、
当時、復興やオリンピックなどで人手を取られてしまい
建築会社を見つけることに苦労したが、
担当してくれる建築業者も見つかり、
まずは、日帰り温泉から事業を再スタートさせる。
現在、
湯治には、湯あみを着用するなど、
乳がんや、傷跡を気にして開放的なお風呂に来れない方や、
LGBDの方も入れ、
原点回帰したのに、かえって今時なサービスを展開している。
宿泊施設も、
ファミリー層やバックパッカーの人が泊れるようなところも建設中で、
湯治のテーマパークを作りたいらしく、
可能性の広がりを見せている。
足元にある潜在的価値。
そこを見いだせるか。
自分たちの存在意義。
今の時代の人が必要としているもの。
文化の継承と革新。
様々な復興のストーリーがあり、
どん底を経験した人の話しは、深く心に刺さるが、
なんて素敵な生き方なんだろう 思った。
