一周忌 〜りくちんへ〜

今日は、りくちんの一周忌

あれから1年

そんなに経ったとは思えないほど

あの数日の出来事は、今もはっきりと思い出せる

容態が急変した日のこと

それでも、入院して集中的に治療すれば回復すると信じてたこと

高度医療の病院に転院して

手術をするかどうかの選択を迫られたこと

手術をしても治る可能性は未知数で

でも、りくちんの力を信じたいと思ったこと

手術はうまくいって、麻酔からも目を覚ましてくれたこと

結局、腎臓の機能は回復できず

ぐったりしたままのりくちんを

声かけしながら、家に連れて帰ったこと

おうちで、1日半…一緒に、ずっと一緒に過ごしたこと

一緒の時間を過ごしながら

たくさんたくさん話をしたこと

りくちんをどんなに愛しているか、どれほどかけがえのない存在か

りくちんにたくさん支えてもらったこと、励まされたこと

りくちんの強さ、病気と闘い続けた一生を、それでも明るく生き抜いた時間を

とてもとても尊敬していること

りくちんは、私の誇りだということ

一生懸命、これらのことをりくちんに伝え続けた時間

そして

りくちんの最期の瞬間

あの瞬間のりくちんの苦しみも表情も、まだはっきりと思い出せる

あれから一年

涙が止まらず、どうしていいかわからないこともあった

りくちんのいない日々に慣れることができなくて

何度も、りくちんに帰って来てとつぶやいた

でも、それでも一年という年月が経って　今日という日を迎えた

りくちんは虹の橋で、元気に遊んでいるかな？

病気の苦しみから解放されて、穏やかに過ごしているかな？

あれから色々な思いを巡らせて

いろんなことを考えて、悩んで

私は今、めっくんという新しい猫ちゃんと過ごしているよ

めっくんがいて、また毎日笑える日々を送っているよ

めっくんがいてくれるから、今日という日を笑顔で迎えることができたよ

泣かずに今日という日を過ごすことができているよ

りくちん

これからも、かぁさんとめっくんをよろしくね