いつもブログをお読みいただきありがとうございます爆  笑

 

2学期も後半、この時期は各種イベントが立て込む時期であり、お子さんのいらっしゃる保護者の皆様におかれましては一年の中でも特に忙しい時期かと存じます。

ご他聞に漏れずわたしも、幼稚園・小学校それぞれのPTA関係そして学年の行事であったり、来年度の役員決め諸々をこなしつつ下の子の入学準備。その間に家事や雑用…という感じで、日々バタバタ過ごしているあいだに既に11月も半ばに。恐ろしいですねアセアセ

 

PTAのほうは相変わらず、例年通りに

会議に参加されない方はいかなる場合も会の決定に従っていただきます

といったような文言の脅迫スレスレの役員決めの会のお知らせのお手紙をいただきまして滝汗

上差しただし会議に参加したからといって意見を聞くとは言っていない…笑

 

色々すったもんだしながらもなんとか決定はしたのですが…

なんと、話はここで終わらなかった...

 

 

 

それは、学校のPTA役員決めが済んで暫くしたある日のことでした。

ご近所の方が我が家に尋ねてきて、お話を伺ってみると母推さんになってくれる人を探しているという用件。

 

母推さん(母子保健推進員)については、実施している地域としていない地域があるようなので解説を致しますと、簡単に言って、地域の赤ちゃんとお母さんをサポートする福祉要員になります。

 

わたしの住む地域では赤ちゃんが生まれると、出生届を出す時に市役所で?だったか、「おたんじょうハガキ」のようなものを頂きます。

(最後に出産してから既に6年以上経過している為、細部や名称が間違っていたらすみません)

 

そこに住所氏名連絡先等諸々の情報を書いて送ると、後の産後1ヶ月頃だったか?先ほど話題に上がった母推さんという人が家に訪問してきてくれるのです。

 

お母さんの側から見ると、母推さんは地域の頼れる先輩ママとして、育児の悩みを相談したり頼れる存在的な位置づけ。

母推さんの側から見ると、訪問の際自宅や赤ちゃんの様子を確認することによって、育児放棄やノイローゼ等、児の健全な育成がされているかどうかのチェックをする意味もあるんだそう。

 

この訪問のほかにも、赤ちゃんの集団健診のお手伝いに行ったり、地域の安全パトロールに参加するなどの活動があるんだとか。

 

 

てっきりわたしはこの母推さんって、保健師さんのようになにか特定の資格を有していてその仕事に常に従事している専門家なのだとばかり思っていたのですが、その実態は研修を受けたフツーの近所のおばちゃんだったという事実ガーンハッ

(ちなみに保健師は

「保健師助産師看護師法」のもと、看護師と保健師の国家試験に合格して厚生労働大臣の免許を受けた人

ということで、専門職のようです。)

 

しかもそれがわたしのところに回ってくるって……

いやー、それはまずいでしょ。人選ミスってるよ。どんだけ人が居ないんだろう真顔

 

ある意味、いわゆる「育てにくいお子さん」を実際に育てている身でもありますから、発達に不安のあるお子さんの子育てに関しては、定型発達の子しか育てた事のないお母さんと比べると話がわかるところもあるのかもしれない。

 

しかし、その部分を除くと、自分の年齢的には同年代の子のいるお母さんたちと比べると若い部類に入ってしまうし、まして仕事を頑張ってらっしゃったり色々なご事情で晩婚化が進んでいる昨今。

赤ちゃんが生まれたばかりのお母さんより、わたしの方が年下っていうことは余裕であるような状況で……

資格のある専門家でもなんでもない小娘(っていうほどは若くないですが)が

「こんにちはー!母推ですー爆  笑って家に訪ねてきたとして、ママさんたちから信頼していただけるのかというと……疑問ですよねショボーン

まして出産直後のホルモンがたがたの時にお伺いするわけで、「こいつなんなん??」って思われてもしょうがないような……ガーン

 

 

極めつけは、わたしが母推さんとして活動することを考えた場合に、現状では保育なりなんなりの力を借りなければ難しい部分があるということ。

長時間の子どもだけでの留守番はまだ危険が伴う状態なので、学校のない時間に限っては誰か他の人の手を借りなければしょうがないので。

さらには子どもの発達障害の事以外にも、こちらのブログでは書いていないことも含めわたしの家庭は様々な問題を抱えており、育児に関してはほぼほぼわたしのワンオペ状態であり、在宅している=暇で自由に使える時間というわけではなく。

 

すると、他所の子への福祉のボランティアをするために、自分の子を別の福祉サービスに預ける(しかも少ない貯金から保育料金を支払って)というねじれ状態が発生することになってしまい。

 

PTAの件に続いて、福祉とは!?ボランティアとは!?ということを問いたい状況に……チーン

 

 

PTAも発祥した当時は学校の活動に協力したい有志の方々が自主的に始めたボランティア活動から始まっているそうですが、現状では何人選出という枠が決まっており、くじ引きや強制を行使しつつもなんとか人数を集めて、役に決まった人たちは家庭や仕事の犠牲を余儀なくされる状態。

母推さんもまた地区で何人選出というのが決まっているそうで、進んで名乗りを上げてくれる方がいらっしゃれば良いのですが、わたしの住んでいる地域のように母推さんの役目を担える20~50代くらいまでのいわゆる働きざかり、パパママ世代の人たちが少ない場合には、やっぱり誰かが自分や家族を犠牲にしつつ役目を負うことになってしまうんですよね。

 

PTAにしても、母推さんにしても、活動自体を否定するつもりはありませんし、素晴らしい事だと思います。

 

ただ、現実として時間的余裕のある人が極端に少なくなってしまった現代において、「この地区で何人」という枠を先に決めてしまうと、少ない人数で無理矢理に仕事を回していくために、それはもうボランティアではなく無償の(または限りなくそれに近い)強制労働に往々にしてなってしまい、活動自体に諸手を挙げて賛成できないことになってしまっていると感じます。

 

この辺のことは、本当になんとかならないんですかねアセアセ

現在その仕事を請け負っている方に直接お話をしても、その方も末端としてそのお仕事を回されてしまった立場でしかないので、「うちも事情があってこのまま続けられないし、次の人が見つからないと困る」というような感じ。

 

なんとも心苦しいですね……もやもや