これまでの記事では発達障害ってなんでしょう?ということで、発達障害のタイプや代表的な症状・特性についてご紹介してきました。

 

では実際に自分の子は発達障害かも?家族が…自分が…ということになったらどうすれば良いのか?って事を今回はご紹介致します。

 

もしかして…発達障害?

 

まずはとにかく、

 

どこかに助けを求めてください!

 

これが本当に本当に重要です。

 

自分の家族を障がい者扱いするなんて…ショボーン

私の我慢や根性が足りないだけかも…ショボーン

 

なんて思う方も多くいらっしゃると思います。

 

しかし、今、困っているという事実は確実にあるのですよね。

でしたらもうそれだけでどこかに助けを求める理由としては十分です。

 

一人の人が抱えられる問題の大きさには限りがあります。

 

もし現在の状態を抱えたままずっと自分が生活していくとしたら、どうなると思いますか?

日々楽しく健康に暮らしていけると思いますか?
 

  • 子供を放ってどこかに逃げ出してしまうかもしれない…
  • 相手に対して暴力を振るったり傷付けてしまうかもしれない…
  • 自分が耐えられなくなり自死を選んでしまうかもしれない…


ちょっとでもそういう可能性があるのだとしたら、今誰かの助けを借りるのと、そのような悲しい結末になることのどちらが良いと思いますか?

相手のために。自分のために。


 

あなたは今まで十分頑張ってきました。

頑張って頑張ってやってきたのだけれど、他の人に気づいてもらえず、または助けてくれる人が居ないわけではないけれどそれではまだ不十分で今困って苦しい思いをしているのだと思います。

 

手助けをしたい!と思ってくれている人は実は沢山居ます。

そのための公的な機関も用意されています。

でも、やはり自分から声を上げて助けを求めないことにはなかなか気づいてもらえません。

 

ただ嫌なこと、辛いこと、しんどいことを我慢する事に使ってしまっている努力を、自分も相手も楽しくラクな気持ちで暮らせる方法を考える努力に変えてみませんか?

 

 

発達障害の相談先

誰かに相談してみよう!助けを求めよう!と思った時にすぐに思いつくのは、家族や友人だと思います。

ご家族やご友人も味方になったり手助けしてくれる要素のある人たちではありますが、発達障害に対する知識や理解がない人が多いのも事実です。

 

そのため、

 

そのくらいどこにでもあることよ

とか

障害なんて言ったら○○ちゃんが可哀想

など

 

相手にしてみたらフォローしているつもりで言ったのであろう言動で、相談者が余計にSOSを出せない状態に追い詰められたり、悲しい思いをしてしまう可能性があります。

 

その点を考慮すると、やはりわたしは専門家に相談されるのが一番だと思います。

 

お子さんの場合だと

  • 地域の子育て支援センターや発達支援センター
  • 児童相談所
  • 1歳半健診や3歳児健診
  • 発達障害を専門で診ている病院

などが相談先として良いと思います。

 

大人の方の場合だと心療内科、精神科などの病院から発達障害の発見に至る場合が多いようです。

 

一般の小児科や子育て相談ダイヤルのようなところに相談するのも悪くはないと思いますが、残念ながら発達障害にあまり理解のない人に当たってしまうこともあり、酷い場合だと相談に行ったお母さんが愛情不足だと言われるなど説教されてしまったなどということも現実としてあるそうです。

 

 

また、どこに助けを求める場合でも共通して言えることですが、相談を持ちかける際はなるべくこちらの要求を具体的に伝えるのが良いです。

 

例えば、

お友達との輪に入れなくて…いたずらも言ってもやめてくれないので困っています~えーん

みたいな言い方だと

 

そうですか~それは大変ですね~。よくあることですよね~

みたいになぁなぁにされて終わってしまうので、

 

○○や○○や○○のような問題が日常的に起こっています。

そのため、もしかしたら発達障害の可能性があるのではないかと思いご相談させていただきました。

療育教室などの支援を行っているところを紹介していただけませんか。

 

など、

  • 発達障害を疑っていること(そのくらい日常的に困っていること)
  • 具体的にどんな手助けをしてほしいと思っているか

という点を、はっきりと言葉にして伝えるのがベター。

 

今困っている状態で、ご自身もかなり切羽詰った感じになっていると思います。

相談の電話を掛けてみたものの、相手が何か言ってくることになんとなく流れではい、はい…と言っていたら会話が終了してしまったなんてこともあると思います。

 

なので、相談する内容がブレてしまったり忘れてしまったりしないよう、予め相談したいことや伝えたいことなどをメモなどにまとめてからコンタクトを取ることをおすすめします。

 

お話仲間もつくりましょう

療育・一時保育など、具体的に手を貸してくれるところとの繋がりができたら、その後でお話(日々の愚痴や相談)ができる人も数名確保しましょう。

特に女性の場合だと、誰かと話をして相手に共感してもらうことでストレスが軽減されると言われています。

現状の負担が全く変わらなかったとしても、自分の「大変だ!」という気持ちをわかってくれる人が居るだけで心が軽くなり、それだけでも追い詰められる危険性を減らすことができます。

 

ただし相談相手を選ぶというのがすごく大切です。

理解のない人、自分理論の根性論を押し付けてきたりするタイプの人にうっかり話してしまうと余計なダメージを負いかねません。

 

また、あまり一人の人に甘えすぎてしまうとそれが負担になってしまい人が離れてしまうということもありますので、話が出来る相手を複数作っておいて、ひとりひとりに掛ける負担を分散させるということも大切です。

 

「身近なところで話をする相手が見つからないよ!」ということであれば、わたしにメッセージを送っていただいたり、コメント欄に日々の苦労話を遠慮なく書いていってください。

専門家ではありませんし、あまりお役には立てないかと思いますが、どうか当事者の方も支援者の方も問題をひとりぼっちで抱えこむ事がなくなりますように。

 

 


 

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