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今回の記事では、前回の記事に引き続きそもそも発達障害ってなんなの?ということで、発達障害を抱えた人が字生活のなかでどんなことに困っているのかを中心にご紹介していきたいと思います。

 

発達障害の人の困りごと

 

  • 言葉の遅れ
    言葉が出ないなど、年齢に見合った発達から大きく遅れている。
     
  • 感覚過敏/感覚鈍磨
    音や光、感触に敏感で嫌がったりこだわる様子が見られる。
    食べ物の好き嫌いが多い。またはその逆で刺激や痛みに鈍感。
     
  • こだわりが強い・変化が苦手
    同じおもちゃでないと遊ばない、スケジュールの変化に対応できないなど日常生活に支障が出るような強いこだわりがある。
     
  • 忘れ物や不注意が目立つ
    忘れ物やうっかりミスが多い。片付けや整理整頓が苦手。
     
  • 我慢できず行動がコントロールできない
    じっと座っている事が難しい、集中する事が苦手でソワソワしたりおしゃべりがやめられない。カッとしたりイライラしやすく些細なことで手が出てしまう。
     
  • 周囲とのコミュニケーションが苦手
    周囲の人とコミュニケーションを取るのが苦手。一人遊びが多い。
    人が嫌な気持ちになることを平気で言ってしまう。皮肉がわからない。
     
  • 癇癪・自傷行為
    思いがけない事や気に入らないことがあるとパニックになったり、激しい癇癪(かんしゃく)を起こしたりする。頭を壁などにぶつける、髪の毛を抜く、手や爪を噛むなどして自分を傷つけてしまう。
     
  • 学習面での困難
    読み書きや算数など、年齢相応な学習が苦手。
    できるものとできないものの差が極端。
     
  • 不器用・運動面の遅れ(発達性協調運動障害)
    運動の調整や力加減が苦手で極端に不器用。体がクニャクニャとしている。
    筆圧が弱く、指先がうまく動かせずに大きくなっても食べこぼしが目立つ。

こちらのチェックリストはLITALICOさんの記事を元に作成・編集しております。

発達障害とは?種類・症状・子供の進路・早期療育の重要性|[LITALICOジュニア]

https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/


発達障害がある場合だと、上記のような特性を複数持っている場合が多いです。
前の記事からの繰り返しになりますが、症状は各個人によってそれぞれなので、必ずしもチェックリストの通りの行動が出るとは限りません。

 

これらの特性が強く出ていると、周囲の人から不誠実だ、思いやりがない、変な人だなどという評価を受けてしまうことが多く、学校・職場、或いは家庭環境で社会生活を送るなかでトラブルが起こりやすくなり、周囲の人とうまく馴染めないといったことに繋がってきます。

 

学校生活では皆が同じ服を着て、皆が同じ時間に、皆が同じ授業を受けるといった行動が求められる為、幼稚園や小学校など集団生活に入るタイミングで発達障害が見つかる場合が多いようです。

 

大人になるとある程度付き合う人を選んだり、職業選択の自由もあるのである程度薄まっていく部分もありますが、仕事でなぜかミスを繰り返してしまう・真面目にやっていない!としょっちゅう怒られてしまう、夫婦生活がうまくいかないなど、大人になってからも発達障害の特性に悩まされている方は多くいらっしゃいます。
 

日本は発達障害大国!?

著名な人物だと、発明家のエジソン、物理学者のアインシュタイン、マイクロソフトのビル・ゲイツ、アップルのスティーブジョブズ。
近年大変な人気を博しているシンガーソングライターの米津玄師さんも発達障害の傾向があることを公表されているそうです。

どなたも誰もが知っているような才能溢れる方ばかりですよね。

 

ところでこの日本という国は、発達障害の方の人数を国ごとの統計で見た場合常にトップレベルで数が多いのだそうです。

 

なぜ日本は「発達障害大国」なのか 国別統計で常にトップレベルの理由|SankeiBiz

https://www.sankeibiz.jp/econome/news/180217/ecb1802171610001-n1.htm

 

本来なら人種によって差が出るものではないそうなのですが、なぜこのような結果になるのかというと、そこには日本の文化が関係している可能性が大きいと思います。

 

日本は協調性を重視している国で、“空気を読む、相手を思いやる”といったことがあらゆる場面で強く求められています。

学校や職場では皆同じ時間に登校・出社し、全員が同じ服を着て、全ての教科を満遍なくこなすことを求められます。

 

発達障害、とりわけASDの傾向が強く出ている方なんかは、ひとつの事にのめりこむ性質があります。

RPGゲームにたとえるとステータスが極振りされている状態。

ある一点ではズバ抜けた才能を持っているものの、他は全然…といったことになってしまいやすいのです。

 

或いは、もし今が何の通信網もないような大昔だったとして、大雨で河が氾濫。

集団の中のリーダー格の人が「河の様子を見に行こうぜ!」って言ったのを皮切りに皆が空気を読んで一緒に出かけて行ってしまったとしたら。

“空気を読んで行動できる人たち”は全滅。たった一人「俺は行かねー」と言って残った“空気の読めない人”のお陰で絶滅を免れたなんてこともあったかもしれません。

 

ビジネスでなにか新しいアイデアを出すにしても、全員が偉い人の“鶴の一声”に忖度している状態では、そのアイデアの悪い点、抜けている部分など誰も指摘しないことになってしまい、良いものが生まれません。

 

追々また別の記事でも触れることになるかと思いますが、定型発達の人の“空気を読める”ということもひとつの才能です。

しかしわたしたちはそのことばかりにこだわりすぎて、社会全体の人々の能力を均一にしようとしすぎて、せっかくの突出した才能や発見・アイデア・視点を持った人たちを潰してしまっていないでしょうか?

それってものすごく勿体無い事だと思いませんか?

 

発達障害を抱えている人も、定型発達の人も、お互いに尊重しあえるような社会になったら嬉しいなぁとわたしは思うのです。

 


 

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