背筋を気にするようになって数年。
もともとは、アレクサンダーテクニークを知ってから。


音楽をする上で姿勢はとても大事だと痛感。

 

上手いドラマーの人をみていると、

体幹はほとんど動かない。

 

声やピッチの安定している歌手も、

自分の動きに自分の音楽を邪魔させすぎない。

背中は少し丸く、とか、

おなかや背中で息をする、とか、
口を大きく開けるとか、

多くの歌手を目指す人達が信じる言葉達。

 

体の仕組みと音楽の関係を知ると、

その言葉のイメージどおりにしようとすることで、

体やメンタルに無理がかかっていたかがわかった。

 

特定のセオリーに縛られることなく、

自分の体にあったイメージや体の使い方、

歌の場合は響かせ方を見つければいい。

 

大事なのは、「力み」や「余分な動き」がないこと。

これがなくなると、自然と自信が満ちてくる。

これは音楽だけでなく、全てに共通することかも。

 

「力をいれすぎず、冷静に、客観的に自分をみてみる」

 

習得するのはむずかしいけれど、

こうなるために人生賭しても惜しくないくらいの達成目標。

こうなれば、とてもしなやかに生きられるだろう。

 

少し、話はずれたけれど、

この本はおすすめ。
なんども読み返したい解説書。

 

 

ちなみにアメリカのボイトレでならってきたことも、

この本を読むことで腑に落ちたものもあった。

 

It took long time. 
But everything becomes the one by reading this book.