相撲部屋なの?  っていうタイトルが出てきたんですけど

読んだらわかります

今日も長くなる予感なので、どうぞゆっくり読んで下さいませ


・・・・・・・

って書き終えたら

あまりの超~長文に我ながらびっくり(笑)

三分割しよ~っと (∋_∈) 

てな訳で、本日から三日間に渡ってお送りしま~す≡3≡3≡3

←  余韻も含めての記事なので、一日に一ネタ以上は上げたくないのです
ごめんなすって






祖母が亡くなってから葬儀までの数日


たまたま母の 転院 が重なったりして

葬儀の準備と並行して、日常でない動きがなんだかんだあって

皆の衆、大変気が張っていた というか

気が立っていたというか・・・

非日常過ぎて変なテンションではありました




で、その、お通夜の前日


お祖母さんの 「亡骸」 の頭の上で (一応 襖一枚挟んで)

叔父叔母、いとこ、祖母の実家の皆さんなどなど、親戚達が何十人と集まっている

そんな大勢のギャラリーの面前で (これも一応、襖一枚挟んで)


父と私

大喧嘩しました(@ ̄□ ̄@;)!





私は私で

父を思いやっての行動をとったつもりだったのに、理由も聞かずに頭ごなしに怒鳴られ

父は父で

まだ自分はしっかりしている 「この家の長だ!」 という気持ちが故の

なんで全部 「俺様の所に 速やかに」 報告が無いんだ!!っていう怒りからで


***


月イチで 実家に行くようになってからもうすぐ一年

その間、過去のこともたくさん話をして

二人の間では、まあまあ穏やかな雰囲気を積み重ねていたつもりだった

こんな一年を過ごしてみて

まだまだお互い思うところはいろいろあるけれど

やりづらさも 行き違い 思い違いも たくさんあるけれど

もう私は二度と 父の 「俺様感」 を引き出すことは無いだろうと思っていたのに・・・



その 「一番やられたくなかったこと」 を

この日、思いっきりやられてしまった のでした




この暫く前から

病院、医師、ケアマネ、施設関係者など、周りを取り巻く 

「現在お世話になっている人達」 から

父に直接 でなく 娘の誰かに連絡が来る とか

父に 「だけ」 言う (相談する) のではなく

娘さんに入ってもらって・・・みたいな流れが増えていて

父にすれば

つい昨年の夏までは、祖母のことも母のことも

自分一人で責任持って看ていたのに!!という気持ちがあるので

そんな周りの態度と、自分自身の急激な 「老い」 に感情がついて行けずに

「怒り」 が重なってしまっていた、という背景も大きくあります



私は、自分が信用されてないという所

「私を信頼してはくれない父」 と

「いつも頭ごなしな態度」 に対して腹が立ったのですが・・・



既に 「過去に心に負ったトラウマ」 もほぼ克服して

持病 (貧血) さえも治ったのではなかろうか?という境地にいたつもりの自分が

父の言い方ひとつでこんなに簡単に打ちのめされて

まだこんなにもショックを受けるのだ、という事実に

相変わらずの父の 挑発 に 「簡単に乗った自分」 に 

心底 驚いていました


そして怒りのあまり

「ワナワナと声震わせて泣きながら言い返す」 という

そこらへんも ちょいちょいっと克服しちゃったんすけどー (`◇´)ゞって

ついこないだブログに書いとるやんか!ってことまで

慣れ親しみ過ぎ なパターン過ぎて

何の躊躇もなく、条件反射的にやっとりましたわい (* ̄ー ̄)


その時は、

「せっかくここまで、丁寧に月日を重ねて

少しずつでもお互いを思いやるような気持ちを持てたら 

とか思いながらやってきたのに・・・

これまでのお互いの努力が台無しじゃないか!

なんであっさりとこんな態度が取れるんだろう?この人は

いつまで オレは!オレは!って幼稚なことやってるんじゃい

魂が幼いにも程があるわっ!!」

と、本当に悲しく情けなくなってしまったのでした

この、台無され感・・・・・虚しすぎ


私は、もう既に父を信頼し始めていたのですね

これ書きながら気がつきました

「私に対しては、もう二度とあの理不尽な態度は取らないであろう」

という信頼

そんな気持ちを踏みにじられて、そりゃショックだったわね、私





ただ

『またぶつかってしまいました

   そんな簡単ではないです

   やっばり何一つ変わる訳などないのです』

というお話ではないのですよ



今までの、過去の ソレ との違いは

最後まで きちんとケンカして

本当に最後まで 終わらせた

ってとこ



ギャラリーの皆様からも 

「思ってること全部出しちゃった方がいいんだよ

「身内ばっかりなんだから遠慮しないでやりな!」

なんて声援を受け・・・てたらしいです

後から双子に教えてもらいました (苦笑)




言いたいこと、怒りでワナワナしながらも、全部言えたし

私と父の、考え方や意見の違いについても (お互い怒鳴りあいながらも) 話し合えたし

最後はトーンダウンして またいろいろ話し

挙げ句、父の喪服のネクタイ探しまで手伝って

大喧嘩は幕を閉じました。。。。。




恥ずかしいからと周りに遠慮したり

いや今 葬式やで✋って状況考えちゃったり (←ソコはちょっと考えなさい)

どうせ言ったってわかってもらえないからと

いつもの今までのパターンと同じく、出てくる言葉を呑み込んで

二度と帰ってこないからね!と心で毒づく

みたいな中途半端なケンカじゃなく


男の子同士なら 

「おい、キャッチボールでもしようぜ?」 って勢いの 

「夕日に向かって走り出す」 勢いの ( 設定が昭和過ぎ 笑)


「仲直り」 のとこまでちゃんとやって終われた達成感!!!

これは生まれて初めてで・・・(出来れば最後にしたいけど・・・)

ケンカしたこと自体一ミリも後悔がなかったし

どちらかと言うと、終わった直後から清々しくて

我慢しなくて良かったって思うし

ケンカの前より話しもしやすくなったのです

後クサレなく、その後も普通に二人生活を何日も送ってこちらへ戻りました



実はケンカの最中にも

冷静な自分の一部分は 「負けてない父」 に対してちょっと感心していました

これも何とも複雑な感情なんですけど・・・

全部娘の言うことに従う父、簡単に謝る父

なんて、私の知ってるあの 「嫌なヤツ」 じゃないからね


男の人ってわりとこういう時にむっつり押し黙ってしまうパターン多い気がするんだけど

ああ言えばこう言う! 口が達者な父に

キミはまだまだモウロクせえへんわ・・とか思ったりね




*******




「それ、アナタの課題が終わったってことだよ~」 って

後から友に言われました


葬式前のわたくしの武勇伝を

最初から最後まで ゲラゲラ笑って聞いてくれた友は

「なんかさ~、いわゆる DV(暴力・虐待) 家庭ってさ

一見 ただかわいそう~(T_T) なだけだとばかり思ってたけど

〇〇〇さんみたいに

ここまで、最後まできちんと終わらせられるってとこまで行けたら

すっごく強くなれるんやな~って

いや途中はすごく辛かったと思うんだけどね

それでも、悪いことばっかり、マイナスばっかりではないんやな~って思ったわ」

と、ミョ~な感心されちゃいました( ̄∇ ̄*)ゞ

えっと・・・

今のもしかして、誉められたのかちら? (´・ω・`)



「ほんまに、ここまでよう頑張ったなあ~おめでとう!
今生の課題終わらすなんて凄いなあ!エライなあ!」

と言われて、

そっか~!これって、きちんと終わらせられたってことなのね~

と、うれしくなって

あのケンカの日からずいぶん経っていたのだけれど

自分が感じた達成感とか清々しさの意味が腑に落ちて

ちょっと泣きました (T^T)


ほんまに、ここまでよう来ましたな~といううれしさで

胸がいっぱいです

はち切れそう ( ☆∀☆) ☆☆




続きます