自分で自信を持てるところは?

と聞かれたら

いくつくらい答えられますか?

すぐに答えが出て来ますか?



見た目でも 内面的なものでも どちらでも良いのだけど

自己紹介が必要な時だけじゃなくて、普段から意識していることは大事ですよ


紙を用意して 思い付くままに書き出してみるの、おすすめします

ひとつふたつ じゃなくて

思いきって、10個あげてみよう!20個あげてみよう!って

最初に決めてから書いてみると面白いですよ


途中でつまって考えて・・数合わせのために無理やり出て来たものが

案外 的を得ていたり、内心まんざらでもないな~と思えるとこだったり

これも

自分を良く知ることに繋がりますし、自分を認めてあげる作業です




逆に

コンプレックスは?と聞かれると・・・

皆さんどうですか?

こちらの方が書き出しやすいし、なんなら、次から次 出るわ出るわで・・

書いてて 「自分が余計に嫌になるわ」 「自信無くすわ」 となる方

多いのではないでしょうか?


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JR大阪駅 付近
この季節は街中が綺麗で 暗くなって出かけるのも目に楽しいですね
この横に『つるんつるん』っていう屋外スケートリンクがあるんですよ
そのネーミング・・・さすが大阪やな 笑


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私のコンプレックスは ガタイがいいとこ


骨太・肩幅すごい・手足が大きい などなどなど

顔のパーツまで全てデカイと来たもんだ


そりゃ~もう、気になって 気に入らないとこだらけで

好きなアーティストが

キミの細い肩だ 小さな手だ 華奢な~なんて歌った日にゃ・・・

「あーあーごめんなさいねーごっつくて」

って、いちいち お門違いで勝手な落ち込み⤵

私だって私だって

女性らしいとか守ってあげたくなるとか

一度でいいから そんな言葉をかけてもらえるような体に生まれてみたかったわよ

っていう、誰ともなしにぶつけたくなる気持ち




小学生の頃の記憶

先生が飴ちゃんくれるって言うもんだから

友達5・6人か もっといたか?一斉に手を出した

ずらっと並んだ、数人の子供の手のひら

その中から

先生がおもむろに 私の手を引っ張りあげる (飴を配るのも忘れて)

「この手」 は一体 誰に繋がってるのか確かめるように

そして、手の先にいる私の顔を見て

「おおっ!お前か~!でっっかい手だなあ!」  って・・・



体育の時間に裸足で立っていた時

隣に並んで喋っていた友達が、何気に私の足を見た

途端に (足の大きさに) 「えっ!!」 と飛び上がらんばかりにびっくりしてる

しばらく視線はクギヅケ (○_○)!!

後は会話もそこそこに、何度もチラチラと 「私の足」 を確認する



この2つの出来事が、今でも鮮明に思い出されるほど印象深いのは

先生も友達も、「真顔で心底から驚く」 というか

「ぎょっとする」 という表現が

マンガみたいにわかるように 「見えてしまった」 から

私を傷つけるかもとか、他の気持ちが入る前に出て来た

純粋な 素の 「驚き」 だったから


そんな 「反応」 を、その 「心から驚いている」 表情を

目の前で見てしまった私の方が 本当にびっくりして

「私って 変 なんだな」 とインプット


私も、心の底から驚いて、傷ついて

後々までその時の気持ちを思い出したり

また似たような思いを繰り返したりして

傷が、少しずつ積み重なって

コンプレックスになっていったように思います

(このお話が 「自意識過剰な私」 というコトではなく
傷⇒コンプレックス という図式がわかりますか?)



コンプレックスは

年齢と共に、若い頃よりはどうでも良くなったような気はするけど

たぶん 気のせいだね

そう思おうとしているというだけで、実際は

ゴツい自分が嫌で嫌で いつも気にしてる



手足の大きさに関しては

この仕事を通して、大勢の方の体に触れて

手足の大きな女性だって、たくさんいてはるねんな~って知ることが出来て

かなり気持ちが楽になりました

そして

この手を 『癒しの手』として絶賛して下さるお客様とたくさん出会い

今では

この大好きなお仕事は、この手でなければ出来ないとわかっているので

「手」 だけは、長年のコンプレックスから解き放たれ

なんとー!

むしろ 「自慢のパーツ」 に昇格しました! パチパチ(*^^*)


こんなふうに

どのコンプレックスも、転じて 自信になったら楽やのにね

そう簡単にはいかないのだな (・ω・)



骨の問題はどうにもならないので・・と、ちょいと棚上げにしてみても

私の体

ふくよか っつーか・・・良さげに言うと 「グラマー」 笑

これは努力して痩せればいいんじゃない?な事項ですけども

やはり問題はそういうことではないんです

心の底から、どんな自分でも (外見も内面も)

ただ受け入れて淡々と認められるようになれなければ、解決にはならない

痩せて解決したようでいて

また太れば、太るような生活をしてしまえば

自分を責めたり蔑んだりしてしまう

つまり

コンプレックスはなくなっておらず、自己否定をし続けているの


だから 誰かがもっと私に 「そのままの貴女でいいんだよ」 と言ってくれたらな~

というのもまた違う


昔 ある人が

「そんなに頑張ってダイエットしなくても 元気な〇〇〇が好きだから」

と言ってくれたのに

自信のない私は、

素直にその言葉の通りには受け取れなかった

誉めるとこなかったらそう言うよね~ 優しくカバーしてくれたよね くらい (°▽°)

もしかして、俺 ガタイのいい方がタイプ❤なんていう人に出会えたとしても

(世の中にはそんな方もきっとたくさんいらっしゃるとは思いますが)

自分が自分の その部分 を許せていなければ、誉め言葉にすら聞こえない



そう言ってくれる誰かがいたら ではない

自分で自分を嫌悪せずにいられるかどうか

ありのままの自分を、自分が認められるかどうか なのだ






そうして、自分のコンプレックスはずっと疼き続けていたのだけれど

ほんのここ数ヵ月で、少しずつ変化があります・・・


実家への往き来を始めたことで、父や母との関係が進化して

いろんな人と 以前よりも ぐっとディープに関わったりして

自分の内面に ものすごい動きがあって

そんな

頭で考えてたこととは全く違う、想像を越えた経験を積み上げるうちに

私の外見にまつわるコンプレックスが

心で感じる、なんかようわからんけど感じられるようになった『自信』によって

気にならなくなって来ているように思います


だからたぶん、こうやって記事を書き始めたんじゃないかな~って

心の整理がついてきてるから?

あの大きな大きなコンプレックスから解き放たれつつある?

って、まだハテナ???なんですけどね




そんな思いが、うっすらと意識にのぼるようになって来だした最近のこと


母や双子以外の姉妹、かなり心許せる友達であっても

裸の付き合いはなかなか出来ない私ですが

双子とは、実家や双子の嫁入り先の家、温泉施設などで

しょっちゅう一緒にお風呂に入ります

私の方も双子妹の方も、お互いだけには何も気にせずにいられるんですね

それ前提のお話ではあるんですけど


こないだ、双子妹のマッサージをしていた時のこと

〇〇〇のその体だからこそ、自分のどこに触れられても

あることないこと想像したりして (施術者がどう思うかとか) 気にしなくていいし

自分の全てを、安心して委ねられるんだよね~

と言われたのです


この言葉

長年の悩みに対して、今の私が受け取ることが出来る 「答え」 であり

現在この仕事をしている私にとって 「最大の賛辞」 なのでした



実は前から うすうす感じていたんです

お客様の中には、そう思っている方結構いるんじゃないかなって

少なくとも 私や双子妹のように ちょっと大柄な方は


そうして私は

「天職」 に見合った体を、無意識に自分でキープしているんじゃないかって

この体だからこそ、という部分が、かなり大きい意味を持つんじゃないのかなって




そういう肉体的な 「違い」 の部分が

コンプレックスとして全く意識に上らない方もたくさんいます

そういう方はたいてい他の部分で悩みがあり

私からすれば

「え?そこなん?あえてそこ?それって気にしなあかんとこかい?」

と共感さえしづらいことも多い

人の感性、自分が気になるところって、こんなに違うんやな~と驚きます

それが その人の 「傷の在りか」 ということなんですね

誰かが放った何気ない言葉でさえ 「傷」 に 触れると 心が疼く・反発する

そんな風に 「つい反応してしまう部分」

「コンプレックス(劣等感) を刺激されるところ」 が 傷 なのです



体格に関して悩まずにはいられない (気になりすぎる) 私だから

「体」 の何処かにコンプレックスがある方にこそ

堂々と ゆったりと リラックスして

全てを委ねて 施術を受けていただきたい

これが常の想いです


実際私が施術する時

半ズボンに着替えてもらって足のオイルマッサージしますよ~

と言うと

え~!今日無駄毛の処理してないわ

かかとカサカサだから~ 恥ずかしい

なんて返しも時々ありますし

どんなにカサカサでも 全く気にならない方だってたくさんいますし

思い付きで施術を受けに 飛び込んで来られても

常に 無駄毛の処理 や かかとのお手入れ は完璧!である方もいます

たかだか 「足のお手入れ」 ひとつ取っても、反応や気にしい加減は人それぞれ


そして施術する私自身は

コリや滞りを探し出すのに夢中で

「ほぐれたかどうか」 だけが気になる点なので

無駄毛だの足がカサカサだのは まっっったくこれっぽっちも気になりません✋


なのですが

こちらが 受ける側になったとたん

「小柄で華奢な」 施術者に当たってしまったら

「なんかすっごいごめんなさいね」 っていちいち思っちゃうばかりか

「力弱いんじゃないのかな?大丈夫かな?」 なんて心配になったりする

ところが、私のような体格の人だと

しっかりとホールドされた感があって 「安心」 してお任せ出来るんですね



なので、妹が 「思わず発したセリフ」 は

「誉め言葉」 「施術者としての大切な自覚」 として

スーっと素直に入って来たのでした


これは素直に喜んだのだけれど、何せ長年ゴリゴリゴリゴリと刷り込んで来た

自分のコンプレックスなわけで

今はまだ 完全に心の底から この体 を受け入れられてはいない私

でも、最近のいろんな変化に対する自分の手応えと確信が

もうすぐだよ~と教えてくれている


「手」 に自信が持てたように

本当に心から、自分の 体型・体質 を受け入れることが出来た時

私は、もっと自然に堂々と、自分を生きやすくなるだろう




自信 って 自分を信じる と書くんです


自分で自分を信頼出来るところ

考え込まなくても じゃんじゃん出てくる人になりたいですね~


自分を信じられる力って素晴らしい!!

そういう人が 世の中に溢れたら!

前向きなエネルギーが 世の中に満ちたら!


生きることそのものも

家庭でも 仕事の場でも

学校関係やコミュニティーなどでの奉仕活動 (役員さんとかね) でも

一人一人が 得意なことを宣言して、良いとこアピール合戦して

それを持ち寄って

惰性でなく 仕方なしにでもなく

私 出来るし得意やし自信あるし って

自分を信じて、積極的に動ける人でいっぱいになったら!


世の中がー!こんな時代だからー!っていう、マイナス思考じゃなく

あの人がー!っていう、悪口や人の揚げ足をとるのじゃなく

え~私なんて~そんなそんな~・・とかいう、

謙遜みたいな遠慮みたいな、一見 美徳みたいな 「逃げ」 じゃなく

鬱々と煮詰まった 人任せで後ろ向きな感情が減ったら!


そんなふうに 一人一人の意識が変わったら

とっても生きやすくて もっと楽しい社会になるやろな~

経済だって がんがん動いていくとオモー


いかにも日本人らしく(笑) 誰かが始めてくれるのを待ってるばかりじゃなくて

まずは、自分から!

私が自信を持てるとこコレよ!得意なことやるよ!って差し出す

たとえ一人でも

自分に出来る小さなこと (デカイことでもいいが) を始めてみる

そんな意識が大事  (*^o^)/\(^-^*)



私は、ココに来てくれた方が

そんな 「前向きエネルギー」 を放出する体になって帰って行けるように

よーっし、明日からもやるどーー!って力強い言葉が、お腹から出てくるように

そうして皆さんを送り出せるように 「体と心を整える」 のが

仕事だし 出来ることだし 得意だし 才能だし、こんぶだし かつおだし

って オヤジみたいについついダジャレまで書いてもうたけど・・・


これ、「イマの私の自信」 たっぷり宣言よ (* ̄∇ ̄*)