フィカス・アフリカンプリンス
このひと鉢でけっこうなジャングル感
スペース取りすぎ!でも かわゆ (* ̄∇ ̄*)
前回の続きです
今日は 食 についてのお話を
前回の記事で説明したヘモグロビン濃度
これを上げるために手っ取り早いのは…
やはり鉄剤を処方してもらって飲むことです
ですが、軽度貧血であったり
それほど深刻な症状はないけどどちらかと言うと貧血気味かな?
という方
または、薬を飲みながらでも普段の食事も気を付けたいという方
に向けての内容です
※薬やサプリメント等で体に入れている成分は(例えばビタミン剤)、
同時に食事で野菜や肉などからその栄養分を取り込みにくくなります
わざわざ消化器官が頑張ってその成分を抽出しなくても
既に吸収されやすい状態でその栄養分が入って来るからです
だから記事内容とは矛盾するようですが
鉄剤の服用中の鉄分に関しては
あまり無理をして食事療法を頑張らなくて良いんじゃないか
と私は考えます…
今日の記事はそういう考えとは別に、貧血体質の改善
という意味で書いていきます
他の栄養素も重要になりますので
体って賢いです 無駄に働かないから※
基本はやはり食ですので
普段の食事や生活で
工夫したいポイントをご紹介します
鉄の種類に ヘム鉄 と 非ヘム鉄 があります
その違いは?
ヘム鉄 ⇒ 体内に吸収されやすい
マグロ・カツオ・レバー・赤身肉 等
非ヘム鉄 ⇒ 体内への吸収が悪い
ほうれん草・豆類・ひじき・きくらげ
・プルーン・ナッツ 等
この『非ヘム鉄食品群』
あら?せっかく造血のために選んで食べているのに
あんまり意味がないのかしら?
いえいえ奥さん! 大丈夫です✋
非ヘム鉄は吸収されにくいのですが
ビタミンCやタンパク質 と一緒に摂取すると
ヘム鉄に変化します!!
わーお!びっくりすごい (゜▽゜*)
非ヘム鉄+タンパク質・ビタミンC=ヘム鉄
これで ぐんっ⤴と 鉄分の吸収率が上がりますね
調理するときに食材の組み合わせを工夫してみて下さい
(ビタミンCでなくても梅干しに含まれるクエン酸や酢にもこの働きがあります)
そして 鉄分だけじゃな~い!
タンパク質の摂取も重要です
ヘモグロビンはタンパク質と鉄が結合したもの
なので、鉄と同様に その材料として必須なんです
他にも
ビタミンB2・B6・B12などのビタミンB群や
葉酸も造血や鉄の吸収に有効です
鉄の吸収を妨げるもの
貧血で鉄剤を服用したことがある方はおなじみですね?
お茶飲んだらあかん!言われましたね?
タンニンという成分
これは コーヒー・紅茶・緑茶 などに含まれます
せっかく鉄剤を飲んだり食事を工夫したりしていても
一緒に口にするものによっては
鉄分の吸収を阻害してしまうので 注意
え~~~っっ!!
私コーヒー飲まないと落ち着かないんだよね…(T▽T)⤵⤵⤵
と、がっくりうなだれているアナタ!
安心してください!飲んでますよ~
絶対に避ける ということではありません!
食後の1時間くらいはあけてからいただく
薬を服用する前後の時間にも気を付ける
これだけです
実は私…
渋~い 緑茶 が大好き❤
病院の先生にも そこはしつこく確認!
「そんなに神経質にならなくても大丈夫ですよ」と言われました
あ~よかった (( ̄▽ ̄)=3
工夫しながら 楽しく食べて 貧血改善を目指しましょう✊
いろいろ調べるうちに発見したこと
月経等で出血する時に、鉄分はどんどんと外へ出て行くのですが…
一緒にタンパクも流れてしまう
そんな タンパク不足が原因の『非鉄欠乏性貧血』
なるものが最近注目されているそうです
上の方で ヘモグロビンは 鉄とタンパク質の結合したもの
と書きましたが、正しくそれなんですね
出血してヘモグロビンが流れ出るということは
足りなくなっているのは 鉄だけではない んです
血中の 総蛋白の値 や 肝臓で合成される
アルブミン というタンパクが少なくなるのが特徴とのこと
鉄剤を服用していてもなかなか症状が改善されない
そんな時は もしかしたらこのタイプかも知れません
私が言われた
「血を造るのん下手な体質」ってこういうことかいな⁉
より詳しい血液検査で
タンパクやアルブミンの値がわかるようなので
次回の診察で先生にお聞きしてみよう
(こちらもご興味があれば続報を追ってお届けします!ないか?^^;)
そして!
はい、やっと来ました!
鉄の調理器具を使う キラーン☆
次回こそ! 行くで 南部鉄器!(笑)