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『今年の桜』
前回からの続きです
私が南部鉄器の鉄瓶を手に入れたところから始まる、いろんな気づき
ここからいこうかなと思っていました
が、
せっかく滅多にしない病気 (ほぼ健康体なので)しての体験記なので
今回は 鉄欠乏性貧血 について、少しわかりやすく説明してみます
鉄の働きと貧血のしくみ
血液の成分であるヘモグロビンが酸素と結合して、
酸素を身体中に運びます
この ヘモグロビン を作るのに必要なのが 鉄
鉄不足 = ヘモグロビン不足 = 酸素不足
鉄が不足すると身体中を巡る 酸素 が少なくなり
酸欠状態 になってしまいます
そこで 酸素 を少しでも身体中に送ろうとして
心臓や肺が激しく働くために
動悸や息切れ等が起こります
酸欠状態からくる貧血の自覚症状
脳 → 失神・立ちくらみ・めまい・頭痛
心臓 → 動悸・息切れ・胸痛
筋肉 → 肩こり・だるさ・疲れやすい
これ以外にもたくさんあります
私は・・・
失神こそしないものの、立ちくらみはしょっちゅう
走ってないのに息切れ
走ったら ・・・
それこそ 「胸痛」 ありました!
心臓がぎゅーんと痛んだ時には
貧血というより心臓の病気かとか思いました
←はよ病院行きなはれ( ̄∇ ̄+)
あとは、とにかくいつも体が重い
疲れやすいというよりも 気力がない
というのが一番酷い時の一番的確な表現ですね
そんな 無気力な状態 にいるときは、自分ではもうそれが当たり前なので
おかしいな~???とも思わず
いかにも自分の性分がそうであるように思い込んでいました
急性の症状ではなく、長~い時間をかけてゆっくりと悪くなる
でも体がその状態に慣れてしまって、自分の変化に気がつかない
これが、いわゆる慢性型の病気の怖さなのだと思います
女性の方が 貧血になりやすい の訳
『男性ホルモン』にも秘密があります!
男性ホルモン は 女性ホルモン と比べて
『血液を新たに造る司令』を活発に出すのだそうです
なので 男性ホルモン が多い男性よりも
女性のほうが貧血になりやすい
これは自分ではどうにもなりませんね~
おっさんになったふりしてもあきません・・・
それ以外にも
女性は 月経 もありますし、妊娠・出産・授乳も含め
血液を失う機会が多いということもあり
貧血が起こりやすくなります
病院に行ってわかったこと
まずは血液検査で
血液中のヘモグロビン濃度を調べます
※ 女性の基準値⇒12 g/dl ※
*12~10g/dl は 軽度貧血
→特に治療を必要としないレベル・食事等に気を付ける
*10 g/dl 未満 は 貧血
→投薬等、積極的な治療の対象となる
私が中学生高校生の頃に受けた検査では
たしか・・・
8~9 g/dl くらいではなかったか?と
そして今回、一番最初に受けた(約2年前の)検査での数値は・・・
3.4 g/dl という
稀にみる、すごい低さ!という結果・・・
多くの場合、例え 貧血を放っておいたとしても
そこまでは落ちないのだそうです
悪くても 7 g/dl 程度で止まり
その状態のまま が続く人がほとんど
たまに私のようなタイプもいるそうです
が、
やはり長い期間をかけて悪くなっていくので、同じように
さほど急性の自覚症状がないということだそうな
でも確実に心臓 は無理をしていますし
体の様々なところに負担がかかっていまいます
そこが怖いところなんですね~
貧血 なめたらいかんぜよっっ( ̄ー☆
たかが・・・のようで
されど・・・です
貧血くらい~と放っておいて
他の病気を見逃すということにもなります
実際、ここまで数値が下がるというケースでは
何らかの出血をともなうような病気のサイン
を示している場合もあるので
まずは血液検査を受ける
そして 必要に応じて 胃や腸・婦人科等の検査もしっかりしてもらう
自分の体を知ることは大事ですね
その上で、
治療の方法を選ぶ
私は元々、病院嫌いの薬嫌いなんです
(これは私の考え方生き方への思いからくるのでいずれ機会があれば記事にしてみたいです)
この世にたったひとつしかない
大切な大切な体
これを
生が終わる その時まで
いかに気持ちよく動いてもらうか
食べ物などの体に入れるものを見極める
しっかりと 出す(デトックス)
痛みなくスムーズに動けるための日々のメンテナンス
溢れる情報の中から
ハナを利かせて選び出す
本当に頭と時間を使うべき、気を回すべきことって
ココなんじゃないかなと思っています
で、またまた次回へ続きます~