賃貸か持ち家か。
これって住んでいる地域にもよるかなと思う。
都内だと賃貸もファミリー向けも豊富だし、家族構成に合わせて借り換えも可能かな。懐具合にもよるけど。
地方で土地の値段がそれほどでもないところはそもそもファミリー向け賃貸物件が少なくて、結婚して家族が増えたら家を建てるか、実家を建てましして同居になるとか。
実家同居が良いか悪いかは別として、建物の値段は地方も都心も変わらない。
だけど、建物は木造なら20年ほどでほぼ無価値。
35年ローンで払い終わって、住む人が居なくなっていざ売却しようとしても土地が安い地域だと古家付きの値段でしか売れない。売れれば良いけど。
人気のない土地は相続土地国庫帰属制度からも弾かれるみたいだし。
…と書いていて、都内は若干持ち家のほうが良いと思う。
東京3区、6区と言われる超都心は最早年収300万くらいの人は手が届かないけど、それ以外の区なら古家付きの土地が探せばけっこう見つかる。50平米以上なら住宅ローンをリフォーム代込みで借りて、古家を住める程度にリフォームしてなるべく早めにローンを返済する。
ローンが終わって抵当権が外れればその家は貸しても、売却しても良いわけで売却すればその土地に無料で住んでいたも同然。しかも数千万円の現金が手元に残る。
そんなに上手くいくかと思うかもだけど、我が家は少し前にローンが終わって今は年6万ちょいの固都税を払うのみ。築20年を超えたのでリフォームして住み続けるつもり。
ただ、なにかあって売却した場合土地のみで、購入した当時と同等若しくはそれ以上の価格がつくらしい。
夫は60歳を超え、わたしも来年は60歳。
大した蓄えはなくても収入が年金頼みになる年齢も近づいてくるとこの安心感は凄い。
そしてずっと現役時代の所得が約束されている人なら民間の賃貸に住めるけど、年金のみの所得だと難しいんじゃ無いかな。