Good-bye2020,Hello2021 | ペーパー社会福祉士のうたかた日記

ペーパー社会福祉士のうたかた日記

社会福祉士資格をとるまでと、とったあと+α。浮世のつれづれ、吹く風まかせの日々。

昔、弱小出版系に勤めてたころ、

元旦号の巻頭謹言を発注された。

元ネタとなる名言を探してて、

ネットでヒットしたのが↓これ。


"New Year's Day is every man's birthday."

「元日はすべての人の誕生日だ」


期待と希望に満ちた名言キラキラ

あっちこっちで紹介されていて、

お、いいじゃん!これいこう!


うん?…チョマテヨ。

著者、イギリス人?


元となる『エリア随筆』の作者、

チャールズ・ラムという人は、

18~19世紀のイギリスの随筆家。


“後ろ向きの達人”との説もあり、

メアリー・スチュアートやら

シェイクスピアを生んだ風土で、

こんな明るいこと言うかなあ?


と、


素朴な偏見とギモンのもと、

念のため前後の全文読んでみたら

案の定、印象まるで違っててん。

皮肉満載悲観的陰気陰鬱難解…


この読後感を喩えるならば

『走れメロス』で太宰を知って、

メロス以外にも手を出してみたら

「…エッ??チーン??」っていうw

アレに似てなくもないかと。


なので、


これを名言キラキラつって紹介してる

数多のネット記事の大半が、

原書を読まずに書いてると思われ。

それも多くが孫引き曾孫引き。


何が言いたいかというと、

情報はあてにならないってこと。

入手することと信じることは

決してイコールにしないこと。

混同しちゃいかんよってこと。


今年1年、もうさんざんぱら、

振り回され、苛立たされ、

これ以上ないほど怒り、落胆し、


周囲と新たな齟齬をもたらす

“感染症観”で分断されて、

疲弊消耗衰弱してきたけれど、


来年は、来年こそは、

蒙昧な情報戦から潔く退いて、

自らの感覚と常識を重んじ、

自衛と自律で生きていこうと。


遮断することは恐怖だけど、

翻弄されるのはもっと恐怖だ。

誰にも何をも強制されない。

自由は自らの心の裡にある。


TV、特に地上波なんか、

スポーツ以外はぜってー見ねー!

あとAmazonプライムとCSのみ!


わしが社会に貢献できるのは

手洗い、うがい、外出最小限。 

これ以外にやることないよ。


東京の青空を車中から望む



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年越し蕎麦をたべる!
TVは孤独のグルメ
皆さま方にはよいお年を。

ricorico1214