こんにちは、のこです。

若い頃は音楽があるだけで生きていく力がわいてくるぐらい音楽の力を信じていたし、実際いろいろな音楽を聞いていたものです。

よくわかりもしないのに、いろいろなジャンルの音楽に
片っ端から手を出して。


そんなふうに、こだわりなく音楽と過ごしてきたわたしですが、
20代後半になってからのこ夫と出会い、

それまで聞いてきた音楽に上乗せするように、
コアなジャズの世界を知って(あんまり深入りできず)、
ディープなヒップホップ、ネオソウル、R&B、スムースジャズと
また手に負えなくなるほど雑多な音楽に囲まれていました。

そこへさらに追い打ちをかけるようにヨーロッパのトップ100をラジオで聴いたりする。

音楽に造詣の深い方々にはなんてことないんでしょうが、

わたしの器は小さい。


そんなわけで邦楽の入る余地はなく、日本の音楽シーンからはもう10年ほど離れていました。

最後に聴いていたのは
ゆらゆら帝国の『空洞』だったんじゃないかと思って、


あれはいつの歌だっけ


と思って調べたら、


ゆらゆら帝国はもう解散していました。

2010年に。

あら。


それはさておき、
2年前にアメリカに移住してきてからは、
普段何かしら音楽を流していることが多いのですが、
あまりじっくり聴くということがありません。

spotifyでたまに

ナニコレ!!

と思う名曲に出会うこともありますが、基本的にはBGMとしての洋楽です。


そうしたら、無性に日本の歌が聴きたくなったんですよね。
昔よく聴いていた歌のリストを作ってみたりして、
やっぱり邦楽もいいなぁと再確認。

そんなときに、りこがいい歌だとおしえてくれたこの曲。


ROTH BART BARON 『けもののなまえ』


すごくしびれて、何回も何回も聴きました。

YouTubeで。

そうすると、YouTubeってこれも好きかも?みたいにおすすめしてくるんですね。

その中でなんとなくクリックしたこの歌に心をもっていかれてしまいました。
なんだか光を見たような気がした。


Haruka Nakamura 『八星』


それ以来、Haruka Nakamuraさんの作った歌をヘッドフォンで聴きながら、
作業に集中している時間が何より充実している、のこ です。

と言っても、集中できるのは2時間ぐらいなんですが。
のこ夫は在宅勤務、娘はオンラインスクールなので、常に家族がいる状態の我が家です。


Haruka Nakamuraさんの作品。

特にLukaさんとの共作が泣けるほど素敵です。
雑念全部洗い落としてくれるような透き通る声。

『Helios』と『Funade』も、聴いていると、自分の人生がかけがえのないもののように思えてくる。


機会がございましたら、ぜひ聴いてみてください。