こんばんは!ricolsonです(^^)


秩父の県道ならぬ険道73号のご紹介。



浦山ダムからスタート。湖面に消え行く良い道が見えますが、ダム湖内の道についてはかなり綿密な調査を要するのでスルー。



何とも禍々しい…。浦山ダムから少し行くとこちらの龍…ではなくトンネルが現れます。


反対側坑口。獅子舞?とにかく奇妙な坑門デザインで目を引くこちらのトンネルは「寄国土トンネル」と言います。ちなみに「ゆすくどトンネル」と読むらしい。

そして、暫く県道を走ります。途中に林道と分岐したり(林道の方にトンネルがあった!)しますが、特に変わったところも無く淡々と進みます。


すると…。



突然、県道が林道に。「林道 広河原逆川線」、こちらは後ほど通ります。視線を左に90°移すと!!


通行止の割にはウエルカム仕様のこの道こそが県道73号です。いざ突入〜。


荒れたアスファルトはいつの間にか未舗装に。


そして、手書きの案内板が愛らしいこの地点が秩父側の終点。いわゆる不通県道ですな。知ってはいたけど来るのは初めてでした。


案内板にもありますが、こちらが終点より「鳥首峠」へ続く徒歩道です。県内ではかなり有名な廃集落がこの先にあります。


ちらり見。新しい電信柱が立ってますね。往復は辛いのでこれ以上は辞めておきます。ちょうど昼時なのでご飯にしよう…。



うーん、山ランチ最高!!


行く時は気付かなかったですが、如何にも古そうな小型バスが放置されておりました。


大滑隧道の「ふそう君」を彷彿とさせますが、外気に晒されているとやはり朽ちるのも早いんですね。


さて、林道に戻ってきましたが…。通行止ですと!?県道73号が不通のためこちらの林道で延々と20キロ以上の迂回をしなくてはいけません。まあ四輪なら躊躇しますが、カブ君なら大丈夫だろうって事で進みます。


結果、崩落箇所は綺麗に片付けられていて難なく飯能に抜ける事が出来ました。


土砂は路肩に寄せてありました。法面の真新しい補修跡が生々しいです。


有間峠からの素晴らしい眺望。有間ダム(名栗湖)が小さく見えています。


有間峠の名は2006年に付けられたそうでそれまでは無名だったらしいです。
林道という位置付けのため観光要素は無いですが秩父側は眺望が良く、走っていて気持ちが良い道です。


大名栗林道のゲート。あと10年もしたら舗装路になってしまうかもしれません。


広河原逆川線の飯能側。こちらは簡易ながらも秩父側より厳重なバリケードですね。普通に通れますが…。

飯能側の県道73号は今回は見送って、もう少し寄り道して行こう。


おわり。