いつもライコランド柏店をご利用いただき
誠にありがとうございます。
本日はお客様より処分品として預かりました
1994年製“Arai ASTRO-FS”が加水分解も
あまりない状態でしたので分解観察してみます。
カラーリングは2000年ぐらいまではよく見られた
“Vメタ”と呼ばれる濃いガンメタリック。
フロントビューは現在のヘルメット下部の絞りがきつくなる
“エッグシェイプドフォルム”とは異なり比較的まっすぐ
絞らないフォルムです。
現在は、より高い安全性を狙ってヘルメット下部に
リブ状に成形されていますが“FS”にはないですね。
横のロゴは‥‥
“Arai”の製造方法である
“コンプレックス・ラミネートコンストラクション”の表記があり
この頭文字を取って“CLC”と表記されることが多く見られます。
現在の“RAPIDE-IR”もこの進化型で“PB-CLC”という
製造方法で作られています。
ちょっとデカールが崩れていますが“Astro-FS”のロゴが
リフレクターになっていますね。
続いては内装です。
現行品同様ほとんど外れますが“アゴ紐カバー”は
外れない仕様です。
中の規格シールは‥‥
“SNELL M90”と‥‥
“JIS規格 C種”製造日が1994年12月27日であることが
見て取れますね。
特徴としては“RX-7RR4”の頃はずれなかったネックパッドが
“システムネック”として交換可能であったこと
システムパッドと言われる頬部のパッドが
“クレードルぱっど”という呼称で耳を覆うような
構造になっています。
内装の布を剥がすと底部に面ファスナーが付いており
内装の布がしっかりとパッドの形状に沿うようになっています。
この耳部を覆うような構造はこの“ASTRO-FS”と
当時のハイエンド“RX-7RR2”ぐらいにか採用されていません
この構造により騒音を防止をしていましたが
全ての音を遮断するために必要な音も遮るために
現在の形に変化しました。
天井パッドも‥‥
“FSクラウンパッド”と“サイド・クッション”
という分解式です。
この方式は“ASTRO-FS”“RX-7RR4”オフの“OW”ぐらいにか
採用されていない過渡期の内装材ですね。
シールドベースは‥‥
“スーパーアドシスLベース”この構造に
簡単に着脱できる“LRS”というレバーが増設されているものを
現在の“RAPIDE-IR”も採用しています。
ホルダーと言われるカバーは‥‥
“スーパーアドシスLホルダー”で
この後ヘルメットのシェル形状の変化によって
“スーパーアドシスXホルダー”、LRSの付いた時に
マイナーチェンジした“スーパーアドシスX2ホルダー”
この後“ASTRO-J”から採用される薄型になった
“スーパーアドシスJホルダー”と進化していきます。
この方式から全く変わったのは“RX-7X”からですので
基本設計がキチンとしていたんですね。
最後にエアロフラップ‥‥
これも現在の物と異なりまっすぐ大きく出てきます。
青木の初めてのヘルメットは“ASTRO-FS”でした。
このエアロフラップに何度も助けられた思い出が
ある懐かしい形状です。
今もお持ちの方は
流石に実使用にはオススメできませんが
思い出と共に大切になさって下さい。
8月5日(土)と開催が近づいてまいりました
“ペティーペインターズパラダイス”の
レタリングネーム入れイベント
ただいま、ライコランド柏店では
アップガレージ柏店とのコラボ企画で
へルメット下取りキャンペーンを実施中
詳細はPOPをご確認ください。
公式LINEもよろしくお願いしまぁ~す。
AGV
http://www.dainesejapan.com/list76_landing.html
Arai
http://www.arai.co.jp/jpn/top.html
BELL
http://www.acv.co.jp/01_product/bell_top01.html
HJC
http://www.rs-taichi.co.jp/hjc/prdct.html
KABUTO
NOLAN (X-Light)
SHOEI
SUOMY (日本代理店 ETHOS DESIGN)
WINS
YAMAHA
http://www.ysgear.co.jp/mc/helmet/
RICOLAND柏店 HP
RICOLAND柏店 公式face book
RICOLAND柏店 スタッフブログ
RICOLAND柏店 PITサービスブロブ
RICOLAND柏店 インショップ アップガレージライダース柏
RICOLAND柏店 併設ショップ トライアンフ柏