「私たちの好きな服とバッグ」という本に載っていた「白絣を使ったシャツブラウス」です。友人の白大島で、本人の希望で長袖にしています。ゆったりシルエットなので、インにも長袖を着れば汚れ防止に良いと思います。正絹のリメイク服は洗濯することを考えに入れていませんので•••(と言いながら人の服なのに腕まくりなんかしています😅)

 実はこの大島は随分と古い物で、いろんなところに汚れがありました。良いとこ取りをして作りましたが、残布がもったいないので試しにかけ衿を粉末の酸素系漂白剤に一晩漬けてみました。すると首に接する一番汚れのひどい二カ所は少し黄色が残っていましたが、裏返せば問題なく使えそうでした。ただ、長く漬けすぎたので地色の「ベージュがかった白」が「グレー味の白」になってしまいました。私はこっちの色の方が好きなのですが、残りの布はやはり2時間で引き上げて様子を見ようと思います。人のキレでこんなに遊んでいいものやら•••

 こんな事は本当はしてはいけないのですが、私はこの白大島の力を信じたと言うか、昔の上等の反物は、戦後のそれと比べて格段に強くしっかりしたものだと知っているからなのです。少なくとも、昔のお蚕さんは桑の葉を食べていましたが、今は蚕フードを食べさせられているそうです。絹糸の出来からして違うのです。

 バンドカラーです。初めて作ったにしては上手くいったと思います。自分の服なら衿なしにしている筈。持つべきものはチャレンジさせてくれる、着物を沢山持っている友だちです!