見頃からそのまま続いている1枚裁ちの袖の事を外国人は「キモノスリーブ」と呼ぶそうです。では私が3月にアップしたギンガムチェックの「キモノブラウス」(一番下に写真があります)は「キモノスリーブのカシュクールブラウス」と書くべきでしたかね。

 今回は紬の羽織のリメイクなので「キモノスリーブ」はできません。そこで先月アップした「白大島の春コート」と同じ簡単袖をつけました。また、前回は素材が麻だったので、衿あきを小さくして素肌に着られるようにしましたが、今回はアウターなので打ち合わせをゆったりさせました。 型紙を自分で作ると、それを自由に組み合わせて何でもすぐに作れます。気候が不順なこの時期、まだ長袖の出番もありますよね。

 製図と、型紙の置き方も載せておきます。後身頃は羽織の前身ごろと衿を繋いで作ります。