昨年末に作ったワンピースの残布で、小さなベストが作れました。ワンピースでは平凡な水玉模様に見えていましたが、ベストにすると面積が小さいので、手織りならではの織りむらが可愛いく目立ってくれます。半世紀以上前のお召しです。

 

ほら、ハート模様が!反物の端の一列だけ、ずうっと水玉がハートになっています。中央に2列ハートが来るように片身は裏返して使っています。これは勝負服です。タイガースの試合をテレビで観る時に着ます。着物だったときはバレンタインの頃に教室で着ていました。

前身頃は反物を2枚接いで作りましたが後ろ見頃は衽や衿を使ったので、4枚接いでも巾が56センチしかありませんでした。着物リメイクの極意はミミを有効利用することなので、前後見頃のミミをそろえて前身ごろの余分は中央でタックを取って揃えました。