3作目のボディバッグです。1作目と同じで、表はポリエステルのちりめん。裏は滑りを良くして洋服の傷みを軽減するために正絹の羽織の残布です。究極という訳にはいきませんでしたが、細かいところを改良しました。

 まず、小銭入れを追加しました。キャッシュレスの時代だと言っても、小銭が必要な時もあるので、フラップ付きの浅いものをカーブの所に割り当てました。ケータイ入れにも細長いフラップを付けています。靴を履こうとかがんだ時にスルッと落ちるのを防ぎます。裏にも手縫いでポケットを付けました。メモやレシートを入れるためですが、はがきや通帳も入ります。主婦は手ぶら散歩をしながらも、ついでの用事がなかなか多いんです。

 

 作り方

 私は軽さを第一条件にしているので、布に芯など貼っていません。

1 本体と後ろ用の紐とをつなぐ。

2 半円形のポケットに裏布を付け、表地に仮止めする。キーを入れる胸ポケットは裏なしで仮止めする。

3 裏布を合わせてぐるりを縫い、開き口からどんでん返しする。

4 ポケットの部屋割りのミシンをかける。裏布ごとかけるので強度が増します。

5 フラップを作って縫い付ける。

6 裏のポケットを手縫いで付ける。表のポケットの中に手を入れて、表地まですくってしっかり縫う。

7 全体に端ミシンをかける。ミシン針を太いのに変えた方が良い!(経験者は語る。)

8 最後にひもの端をバッグの端に縫い付けます。長ければ切ってください。紐は少し短い方が腰にくっついて歩きやすいように思います。