和裁教室で、私の向かいに座って袷を縫っていた先輩が、「あ~もうダメ!この着物硬すぎて、針は折れるし指は血だらけ!あなたにあげるわ。」と言って縫いかけの着物をくれました。そんな事もあるんです。1回だけでしたけど。
まあ、確かに硬い。私も袷は無理だと思い、裏をほどいて単衣に縫い直しましたが、私の指も血だらけ、針も2~3本折りました。でも何とか仕上げると、シャキッとした着心地で仕事着にピッタリでした。でも、若い時は地味な着物でも赤い帯を締めればオッケーでしたが、そこそこの年になると地味な着物は気を滅入らせるのです。それでパンツにして着物も私も若返りました~♪(ちなみにミシン針も1本折れました)
製図は以前に載せた「普通のパンツ」に、お腹ポッコリの対応策を入れました。(製図に描き忘れていますが、ウエスト布をつけてゴムを通します)