皆様、タイトルにある「死別ストレス」ご存知でしょうか？
死別というとグリーフケアや心療内科に受診など色々ありますが、それらは死別後、少し経過してからのお話し。
死別ストレスは、死別したという現実によって生じるストレスの事です。
以下は国立がんセンターの医師の記事から抜粋します。
大切な人を亡くしたときに生じる苦痛のことを「悲嘆（グリーフ）」と言います。悲嘆は、自然な感情の変化で誰にでも起こります。大切な人の死の直後には、強い衝撃とともに、「まさか」という死を否定する気持ちが起こります。その後、数週から数カ月にわたり、焦燥感や罪悪感、故人への執着など、自分ではコントロールできない嵐のような感情が起こります。この時期に、不眠や食欲不振、疲労感などの症状も出てきます。
そして、また別の記事では、死別ストレスを数値化しています。
それが、以下です。
人生のさまざまな場面におけるストレスを数値化した研究では、「配偶者の死」は最高レベルの100、離、離婚が73、別居でも65 と、パートナーを失ったときのストレスが非常に強いとわかりました。
ここにいらっしゃる皆様、まだ毎日が悲しく辛い方々。
年数や死因にかかわらず、私達はこんなに大きなストレスを抱えてしまっているんです。
自分に降りかかると思わなかった事、失ってしまった事、このストレスと共存したくないのに、共存しながら何とか生きているんです。
自分は泣いてばかりいてダメだ、とか思わないで下さいね。
一緒に…少しずつで良いから歩いて行きましょうね。
