「貴方だけが辛いんじゃない」
夫の死後、ある知り合いの人に言われた言葉。
その人は、パートナーを亡くしてはいない。
何年経っても、悲しむ私を励ます為❓立ち直らせるために❓言った言葉なのかもしれない。
でも、私だけが辛いと私は言った訳ではない。
ある日、突然かかって来た1本の電話で、自分の人生がガラガラと音を立てて崩れていくあの衝撃、感覚。
訳のわからぬまま、あちこちに手続きに行って、涙を堪えて、ある時は泣きながら書類を書いた事、死因によるが、涙も乾いていないうちに会社との労災のやり取りで疲弊していく心、辛くて悲しくて苦しいのに、子供の前では、周囲には無理にでも笑顔の仮面をつけている事。
後悔に苛まれ、ああしていたら、こう言っていればと「たら・れば」を繰り返す。
分かって欲しいのは「私だけが辛い」のではなく
「私が、今辛い」という事。
それだけなのだ。
辛いのは貴方だけじゃない
ではなく、
貴方は今、辛いんだよね
そう捉えて欲しい。
梅雨に入りそうですね
可愛い傘で少しでも気分上げたいな。