今日は14年目の祥月命日です。朝から動悸が早い。

生前、3歳歳下だった夫、今日で16歳歳下になってしまいました。


悔しかったな…。もう、その一言です。


私は、自分が先に死ぬって思っていたので、私のお葬式にはこの音楽をかけてね、葬儀は…とか何度も言っていました。


現実に先に亡くなったのは夫。

何の覚悟も全くない状態で。突然に。


私は、夫=死という事が当たり前だけど結びつかなくて、倒れたその日に99%生存は厳しいと医師に言われた時も、「え?どういうこと?まさかそんな事ないでしょう?」そう思った。

こんな事が我が家に起こるなんて思わなかった。


14年前の1/16は、とてもよく晴れた日曜日だった。

夫の個室からは、生前、夫と私と子供達で何度も遊びに行った大型公園が見下ろせる。


夫が息を引き取った午後12時32分、外からは子供連れの家族の楽しそうな声が聞こえていた。

夫が息を引き取った時に私は「あぁ、全部終わってしまった…。」呆然と夫のベットの傍らで立っていた。


外ではしゃいでいる子供達の声と、病室で泣いている私の子供達の声があまりにも正反対で皮肉に感じた。


心電図が直線になった夫をボーっと見ながら、「死ぬってこういう事なの?心臓が止まったっていう事は、もうダメなんだよなぁ」など、脈略のない事をずっと考えていた。


14年経っても、こんなに鮮明に覚えている。

まだ、亡くされて年数が経っていない方々の苦しみや悲しさ、寂しさは相当であろう。


私にこの運命、試練を背負わせた理由は何ですか?

私は苦しまなければいけない悪い人間なんでしょうか?神様がいるなら教えて欲しい。



食欲がないこの頃。。。美味しいものを買って元気出さなきゃ。