近年、若年層の自殺が増えている。


昔から、いじめを苦にした自殺もなくならない。

現在はSNSの普及も手伝って、ひと昔よりも陰湿になっているのではないかと思う。


大人の世界で撲滅しない限り、子供の世界でなくなる事はないと思う。

例えば、大人になっても、職場イジメがある。

子供にいじめはダメと教える立場の大人が、職場イジメをしている限り、子供の世界でのいじめもなくならない。


大人が、歩行者信号を無視して渡っていたら、子供の世界で信号無視は無くならない。


大人が、性差別やジェンダーハラスメントをしていたら、子供の世界で差別や人と違う事を蔑む事はなくならない。


手本となる大人がやっているのだから、当然だ。


追い込まれて、追い詰められて、鬱を発症して、そして自死に至る。


自死という言葉、自分で死ぬ、自殺という言葉、自分を殺す。でも、それは間違いである。

自死を選択しなければならないくらい、追い込まれていったという事は、直接的に手を下してはいないが、いわば遠隔殺人だと思っている。

その方の心を殺したのだ。心を殺した結果なのだと思う。


私は、今の会社で、歳上の女性から、私が先に出世(出世とまで言えない、昇級した程度)した事で、数年にわたって、その女性➕2人(いずれも女性)に数年間、イジメまがいの事をされていた。


➕2人の女性は、定年退職していなくなった。

すると、主犯格の女性が打って変わって、猫撫で声で話しかけてくるようになった。

表向きは普通に話しているが、わたしの本心は彼女を赦してはいない。


彼女の子供達は、うちの子供達とほぼ同い年。

彼女は子供達に、人の悪口はどんどん言うべきだ、気に食わない奴はいじめなさい、と教えているだろうか?きっと、それはいけない事と教えているであろう。でも、彼女を見て育つ彼女のお子さんは、彼女のような大人になるだろう。


大人のやっている事は、子供の世界に連鎖する。


続きます。