夫が亡くなってから、数日後、警察から「一応、事故は事故なので、奥さん代理で調書取りに来てもらえませんか?」と連絡が来た。


行きたくなかった。


もう亡くなってしまっているし…と思ったが、私はある事を思いついた。


警察が駆けつけた時に、夫は話ができたのか?何か言ってなかったか?聞きたい。

私が見た夫は、病院搬送後だったので、搬送前の夫がどうだったのか知りたい。


私は、警察署に向かった。


調書は、私は夫本人ではないから詳細が分からない。

なので、自分でどうしても分からない部分は、警察の方に補足してもらいながら調書を完成させた。


その後、私は色々な質問をした。

そして、核心である「その日、その当時」の部分を聞いた。

警察は、必ず記録を残してある。何か分かるはずだ。


調書担当の警察官が、ちょっと待ってくださいね。

と、記録を取りに行った。

記録を見ながら、

👮「旦那さんね、停車している大型にかなり緩いスピードでぶつかって、大型の運転手が、降りてきて旦那さんに声かけたけど、窓も開かないし、で、警察呼んだって。」

真顔「その時、夫はどんな状態でしたか?何か言っていましたか?」

👮「ハンドルに、顔から上半身全部もたれかかるような感じで、うー、うー、って言ってましたね。言葉としては発していなくて、うめいている感じ。」

真顔「手とかは動いてましたか?」

👮「両手、ダランとしてたと書いてある。」


自分で知りたいと思って聞いたのに、思った以上にショックを受けていました。

不覚にも、警察官の前で泣いてしまいました。


痛かったのかな?苦しかったのかな?

なんでこんな事になってしまったのかな?

色んな感情が一気に押し寄せた。


こうなる数分前、夫は、自宅に向かっていた。

もしも、自宅に到着してから倒れていたら、多分、息を引き取っているのを学校から帰った子供が発見しただろう。

そう思ったら、外だったから、救急車や警察がすぐに来て病院に搬送されたから、良かったのかもしれない。とも思った。


警察官は無言でずっと泣き止むのを待っていた。


今でも、未だに、警察官から聞いた夫の当時の姿の衝撃は忘れる事が出来ません。

うっかり日焼けに気をつけていますが、最近、暑い時期は日焼け止めしていてもすぐに焼けるようになり悲しい

フェイスマスクは、TV見ながら出来るので好きです!