それからも毎日の電話は続きます。


お墓と言っていたのを、今度は、お墓はいいから、2人分の葬儀代を払え!

D(義父母の息子・私の夫)が70万円の葬儀だったから、うちは1人100万円以上だ!

と義父に言われて…


「お義父さん、歳を取ったら質素な葬儀とかになるんじゃないんですか?息子より豪華に葬儀をしたいという理由はなんですか?」と聞くと、「長く生きれば、知り合いとか多くなるから」と。


夫を亡くして、住宅ローンの事や、夫の借金、女性問題と悲しんでいる私に追い討ちをかけるように、義父が半笑いで、「よく聞けよ。Dはお前と離婚したがってたんだよ。だから、お前は保険金を受け取る資格がない」と何度も言われました。


夫が倒れるまでは「Rちゃん」と呼ばれていた私の呼称は夫が居なくなってから「お前」か「あんた」に変わっていました。


生前、夫が「嫁をいじめたりしたら縁切るからな」と義両親に言ってくれていましたが、夫という盾がなくなった事でこの状況に。


それでも毎日電話に出たのは、電話に出ないと、家に押しかけられたり、会社に電話が来るからでした。