ニンニクカップ。。
それは。。
全国のフカセ釣りを愛する釣り人たちの
夢の舞台
フカセ師の真の頂点を決める戦いが
今年も開催されました
令和5年9月3日(日)
まだ真夏のような暑さの中
3度の予選を突破した9名と
前回、第一回大会の優勝者~3位までの3名
総勢12名のおじさんたちによる
壮絶な戦いが始まります
舞台は大分県津久見
アイジーマリンさん
午前6時
長目港の一角に
ひときわ目を引くピンク集団
初めてピンクを着た人も
多かったのではないでしょうか
全国から選りすぐられた精鋭たちが
アイジーマリンⅢに乗り込みます
真っ黒に日焼けした顔に
鮮やかなピンク色のユニフォームと帽子の
おじさんたち
異様な光景です
そして。。
昨夜のことなんてまるで
なかったような清々しい表情で
一回戦会場の千怒一文字へ
沖波止にズラリと並んだ
ピンク色のおじさん12名
7時の試合開始の準備を
手慣れた様子で進めていきます
フカセ釣りを始めてまだ2年生の私
先輩方の釣りの準備を見学するのは
とても勉強になります
師匠をはじめ
釣り経験の長い方や
数々の大会でタイトルをとってきている方
そんな方々のこれまでの経験の中での
アドバイスやコツなど
直接教えてもらえるこの環境は
本当に恵まれていると実感
試合が始まるまでのこの緊張感がたまりません
選手のみなさんは楽しそうに談笑したり
冗談を言って笑いあったりしていますが
内心はどうなんでしょう
そして、9月にはいったとはいえ
今日も猛暑の予報
熱中症警戒アラートは真っ赤でした
夏の釣りで最も重要なことのひとつが
暑さ対策
だと、私は思っています
その日の釣果を左右するといっても
過言ではないくらい
道化師さんは
クーラーボックスにパラソルを設置
荷物も増えるし、ひと手間かかりますが
これがほんと快適なんです
私ももうパラソルなしではいられない身体になってしまいました
そして今日は見学兼レポーターとして
同行させていただいた私ですが
カワハギ狙いで竿を出してみました
もちろん
パラソルお座りプレイ
カワハギなどの足元釣り用に買ってみた
ダイワのモバイルロッド
超コンパクトなのに
しっかりした作り
なんとしてでも1枚はGETしたいところ
そして定刻の7時となり
競技委員長のなかやんさんのホイッスルで
第1回戦がスタート
出場選手の皆さん
帽子をとり元気よく挨拶をし
いよいよ試合が始まりました
さすが百戦錬磨の猛者たち
礼節をわきまえております
まず、皆さんしっかりマキエを撒いています
足元のエサ取りを確認したり
遠投しマキエを貯めてポイントを作ったり
マキエの巻きかたを見学するのも
とても良い勉強になります
潮の動きやエサ取りの様子を見ながら
選手の皆さんそれぞれの釣りを
組み立てていくのでしょうね~
このニンニクカップの対象魚は
グレ・チヌ・真鯛の3魚種です
なので、どの魚種で勝負しても良いし
狙っていない魚種でももちろんオッケー
第1回戦の会場となっている
千怒一文字の沖波止では
50cmオーバーのチヌや
80cmクラスの真鯛など釣れていて
今日の釣果も十分に期待できるところです
さあどうなるのでしょうか
昨夜はあんなにふざけていたおじさんたちですが
各選手ともに実力者
なごやかに笑い声が聞こえていますが
見ている私のほうがドキドキしています
そして。。
先陣を斬ってヒットしたのは
なんと
競技委員長のなかやんさん
良型のイトヨリをGet
すると、遠くから「キーープ」と
声が聞こえます
大分のおっさん少年、ありたさんです
前回のニンニクカップ全国大会では
惜しくも3位となり
シード枠で出場のありたさん
今回は一回戦から前回大会の優勝者の
修ちゃんとの対戦
注目のカードですが一番楽しそうに
笑い声が聞こえてきます
ガチだけどガチじゃないところが
ニンニクカップの良いところですね~
それでは
アメを配りながら各選手に
エールを送っていきたいと思います
ウッチーさん
レゲエ隊長
道化師さん
健ちゃん
鎌田さん
シーマスター大ちゃん
大分のおっさん少年
ありた達兄~
前回優勝者:シューちゃん
四国よりボナさん
アゴちゃん
グッチさん
前回準優勝:栄吾アニキ
選手のみなさん
がんばってくださいね~
そんな中
ファーストヒットは。。
オオッッ
綺麗な弧を描く
スーパープレシードロングスペシャル(本物)
私的に柴田恭兵に見える渋さの
シーマスター大ちゃんお見事ですっっ
ナイスサイズのチヌ
これは幸森選手
一歩リードしたのではないでしょうか
すると
師匠も何か釣れた模様
自慢げに
写真を撮れ、とアピールしていますが
はたしてこれは真鯛と呼べるのか
そして達兄のところへ様子を見に行くと。。
さすが
しっかり釣果をあげています
あっという間に1回戦が終了し
運命の検量
師匠は真鯛で勝負を賭けます
なんと、1回戦突破
このサイズでまさかの逃げ切り
こちらのレゲエ隊長も
このサイズですが2回戦の切符をゲッスン
一回戦を勝ち上がった選手のみなさん
2回戦からは磯へ展開
IGマリンに乗り込み
次の舞台へ
「いってらっしゃ~い」
惜しくも1回戦敗退の選手たちは
波止に居残りして釣りを楽しみます
この頃からアタリも増え
みなさん良く釣られていました
私にもなんとか
カワハギGET
カワハギはこの一枚のみでしたが
楽しく盛り上げてくれる道化師さんが面白くて
とにかく楽しかった
そろそろ2回戦が終わる頃かなと
片付けをして決勝戦の見学のため迎えを待ちます
もう、この時間になると
暑すぎてグッタリ
決勝戦の舞台は。。
黒島3番
ここで嬉しいサプライズが
猪熊船長よりアイスの差し入れです
数年ぶりに食べたガリガリ君
めっちゃ美味しかった~
みんな貪るように食べていましたね~
この日はすごく暑かったのでほんと嬉しかったです
ありがとうございました
そして
2回戦を勝ち上がり決勝へ進出したのは。。
四国からの刺客:ボナさん
ドン・ドン・ドン
ひとつ人より力持ち~
シール屋:健ちゃん
「関係ないねっっ」
G杯二冠の王者の風格:幸森さん
試合開始から数分
最初にヒットしたのは。。
柴田恭兵ですっっ
繊細なアタリを見事に拾っています
幸森さんのオリジナルのウキ「幸森ウキ」を使用し
鈎は「伊勢尼」しか使わないこだわり
幸森さんの釣りを
初めて間近で見ることが出来
そのアワセの鋭さに本当に驚きました
続いてボナさんも
リール巻くスピード速ッッ
そして健ちゃんにも
3人とも掛けまくりの
大混戦
身体の至るところが攣り
アイタタタタッ
ヨイショっ
と、各選手連発していましたが
釣り続けます
とっても見応えのある決勝戦でした
港に帰り
記念撮影
そして、検量
結果は。。
ジャジャーン
シーマスター大ちゃん
おめでとうございます
まるで手品を見てるような
スゴイ釣技を見ることができて
最高な一日でした
大会の模様は
YouTube釣り探検隊でご覧になれますので是非