とても驚いたことがあった。



それはとても、心があったまって

むしろ、熱くなって

目頭まで到達するぐらい。



今日という感傷的になりそうな日に

素敵なことがあって

あぁ生きていてよかったって、思えたのです。




それは、昨日甥っ子の7歳の双子君の誕生日にプレゼントと手紙を渡したことがきっかけで、思いもよらないことが起きたのでした。


姉から電話があり、私の渡した手紙が見えるように玄関に飾ってあって、理由を甥に聞いたら


「生まれてきてくれてありがとうって書いてあって、すごく嬉しかったから」って。





なんかもう、感無量というか


なんて言えばいいのか

どんな感情なのか

ふわふわして

嬉しすぎて

驚きすぎて

不思議な感覚に陥りました。


だって、小学一年生が

【生まれてきてくれてありがとう】という言葉を理解して

その意味をきちんと自分の中に取り入れて

それで、とても嬉しいという感情を抱いて

ママにこの喜びを伝えたい。

って思ってくれたことに、とてもとても愛おしくて愛おしくて、

たまらない気持ちになった。




双子だったからリスク出産で、帝王切開で小さく生まれてきて、

あの小さくて呼吸もままならなくて

いつも息してるか、確認して

実家で約一年一緒に過ごしたから、

家族総出でミルクをあげたり、寝かしつけしたり

濃い時間を共に過ごして


あの汗とミルクの甘い匂い

寝息と泣いた顔

泣いているのに不思議と愛おしくて

全然嫌な気持ちにならなくて

むしろ可愛くて、もっと泣いてーって思って

愛おしくて抱っこして、すやすやしてる寝顔を眺めて

抱っこ紐でお出かけしたり、ベビーカーで出かけたり


あんなに小さくて、生きていることが奇跡みたいな

そんな存在が


もう、言葉の意味も

感情もわかるようになって。。。


嬉しい反面、寂しい。


生きていてよかった。

そう思えたのです。


喜んでもらおうと思ったのに、喜ばせてもらって

幸せな気持ちにさせてくれて



甥がこんなに可愛いなんて

愛おしいなんて

そんなこと想像もしてなかったな。



人生というのは

驚きの連続で

想像もしていないことがたまに起きて

それがとても生きる活力になる時がある。



遊んであげれなくてごめんね。

なかなか会えなくてごめんね。

でもね、いつも想ってるよ。

すごいすごい大切に想ってるよ。


大好きだよ。



生まれてきてくれてありがとう。


いつ、いぶくん。