礼儀作法について思う事が多々ある。
動画やsnsで、食事のマナーが悪い人がいて
びっくりする事があった。
お箸の持ち方
お椀の持ち方
食べる時の手の位置
食べ方
など。
他の国の文化影響してるのかもしれない。
けれど、恥ずかしくなるような作法をしてる人が、
多い気がしてならない。
私も高校生まで、お箸を使うのが苦手で、フォークとナイフを使う食べ物を好んでいたけれど、
大学生になって、外で友人とご飯をしたり
先輩や目上の人や、年上の方とご飯をする機会がある時に
とても、恥ずかしい思いをするのではないかと。
そして、好きな人とご飯をする時に
相手に不快な気持ちを持たせたくないと思って
恥ずかしながら、修正した。
遅かれ早かれ、社会人になると、最低限のマナーは見られる気がする。
そして、最近さらにびっくりしたのは、韓国の方が良くやるからなのか
食べ物を掴んだお箸で、相手と乾杯のように
食べ物同士をぶつけ合う事。
それは、見て不快に思う人がいた場合、直すべき事なのかもしれない。
韓国や韓国料理屋さんで
韓国の作法をするのは理解できる。
中国や中国料理のお店で
そこならではの作法をするのはわかる。
でも、日本で日本料理のお店でそれをするのは
違和感を感じてしまう。
昔、父に言われた事があった。
女性は良くも悪くも凄いマナーを見られるし、育ちをそこで判断されるから、しっかりと良いもの悪いものの判断や、きちんとした場所でのテーブルマナーや服装、振る舞いは学んでおかないといけない。
それに、常に意識してないと、言葉と一緒で言動は不意に出てしまうから、意識して過ごしたほうがいい。一般常識も意識的に自ら学ばないと、よくない評価をしてくる人はいるから、それも知識を持っておいた方がいい。
と
今思えば、父のその言葉がいかに大切なのかが分かる。
他文化を知る事は良いことだけれど、きちんと分別をわきまえておかないと、痛い思いをすることもあるのかもしれない。
父のその言葉は、私の中の父親の助言として、深く深く心に刻み込まれている。
もう35歳かと思うと、世間一般的には
おばさんなのかもしれない。
こんなマナーのことを書くのも、古臭いとか、今はそんなの関係ない!なんて若者に言われてしまうのかもしれない。
大切だなと思うことを発信するのも、なかなか時代に追いついていないかも。
と思いながら、発信してみている。
でもなんだか、日本の良さは
古いものを大切にして、
島国ならではの、自国の色濃く残った文化を
絶やさず、色褪せらずに
継続して継承していくこと。
ではないか、と私は思う。