死は平等で


例外なく


誰にでも訪れるもの


地位や

人種や

性別や

年齢関係なく


必ず訪れる



だから、限りあるものは尊く

美しく

大切なもの



命だけでなく


物も

【死】ではないかもしれないが


形の

劣化や

破損や

綻び


機能としての低下や停止


死に近いものが存在する。




終わりがあるから

そこまでの道筋がどんなものなのか

今をどう過ごして

どうやって過ごしていくか

どうやって過ごしてきたか


死に向かって歩みながらも

その無限にある道を選択して

歩むことの重要性



それを認識して

立ち止まって

また歩いて

早歩きして

駆けて

休んで



そうやって呼吸を感じて

呼吸を整えて

命を感じて


生きていく


生きるって

死ぬための道筋なのかもしれない。