用水路におばあちゃん?!in台湾 | 【TDZNN】T台湾のD大学にZ在学中のN日本人留学生N日記

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台北市内の大学に在学中
身バレしない程度に色々書いていきたい^_^!
好きな台湾の食べ物は蛋餅、臭豆腐は食べられません。

昨年4月日本から来た家族と台南よりももっと南の「墾丁」というところに旅行へ行きました。

台湾の最南端ということもあり交通の便があまり良くないため、「電動機車」という原付きのようなものを借りて移動していました。電動機車は免許がなくても乗ることができる(⚠14歳以上で保険に入っているなど条件はあります。)のですがその代わり時速25kmまでしかスピードが出せません。そのため私と家族はゆっくりまったりドライブを楽しんでいました。ほとんど交通量はないもののノロノロすぎて後ろからくるバイクに鳴らされまくりです。(台湾の方はすぐクラクションを鳴らします笑)しかし今回ばかりはこのノロノロ運転のおかげでおばあちゃんを救うことが出来ました。


左折しようとした瞬間右側の用水路におばあちゃんが落ちてしまっているのを見つけました。誰もおばあちゃんに気づいておらず、交通量も少ない田舎のため見つからないままの可能性もあったとおもうと本当にノロノロバイクに乗っていてよかったと思いました。

見つけてすぐに横に停まって「阿嬤,還好嗎?有意識嗎?阿嬤!!」(おばあちゃん、大丈夫ですか?意識はありますか?おばあちゃん!)と叫びました。後ろからくる父も母も気づいていなかったので私が突然叫び始めてびっくりしたと思います。

おばあちゃんは意識はあったもののバイクで用水路に突っ込んでいたので頭から血を流しており、手と足も変な方向に曲がっていしまっていました。救急車を呼ばなければいけないのですが、今自分で電話をかけてもうまく話せず時間がかかってしまうと思ったので通りかかった車に停まってもらい助けを求めました。車の方はとてもいい方ですぐに救急車と警察を呼んでくれました。

私がすぐに助けを求めたのは中国語の不安もありますが、なにより「台湾語」が話せないことです。台湾では公用語としての「中国語」の他にお年寄りや南部の人を中心に「台湾語」を話す方もいます。お年寄りで南部に住んでいる方だと中国語が通じないこともあります。助けてくれた台湾の方とおばあちゃんが話しているのを聞くとやはり台湾語でした。

その後おばあちゃんの携帯から家族に連絡が付き、次々と家族が集まってきました。30分ほど経ってようやく警察が到着しました。私は第一発見者なので警察署に行って午後の時間は潰れちゃうと思っていたのですが、警察から「どうやって見つけた?ああ、なるほど、ありがとうね。帰っていいよ。」と事故についての質問は5秒で終わりました。申し訳ないと思いつつ家族も来てくれている旅行途中だったのでお先に失礼しました。

この経験から、すぐに台湾語をマスターするのは難しくても緊急時にすぐに電話して状況を伝える準備はできると思いいろいろ調べてみました。

救急車も警察も日本と同じ

警察110

救急119

なので覚えやすいですね。

↓こちらで緊急時の電話番号をまとめてくれています。