乳がんによる、

右乳房全摘と、遊離腹部皮弁による乳房再建術の手術が終わって半年と少し。

乳頭再建と再建乳房の修正の為の、手術も終わって2か月半。

 

私の今の右胸の状態。

最初の再建手術からは手術して半年たったんだけどね、

2か月半前に乳頭を再建した時、

再建した右胸の修正も行っていて、

その時、割と、広範囲に修正して、触ったんだろうなぁ。

術後半年たっている手術後って感じじゃなくて、

やっぱり、術後2、3か月の状態な感じ。

 

ツッパリ感とかはそんなにないんだけど、

右胸の内側の上の方は、なんか、ぴりぴり、痛痒いような、

手術の傷跡はない、縫い目からほど遠い所だけど、

傷の治りかけのような、変な痛痒さみたいな感覚がある。

修正手術前は、右胸の下側の方に、硬い大きなしこりがあって、

それを取ってもらったんだけど、

下側にメスを入れたわけじゃなくて、

初回再建時にお腹の皮膚を移植したパッチワークの部分を外して、

おそらくその部分から、胸の下側の方までグリグリと触って、

硬い部分を取ったりしたし、

大きすぎる右胸を少し小さく調整するために、

詰め込んでいた脂肪、胸の谷間側の方から減らしたんだよね。

だから全体的に、手術で触った感じになっちゃってて、

だからまだまだ、平常な状態にはなってない感じ。

 

下側、左わきに近い部分の大きなしこりはなくなって、

だいぶ、柔らかい、いい感じになって来たんだけど、

今度は、胸の谷間側、上の方、

すごく、ぽよんぽよんしてて、気に入ってた触り心地の部分が、

なんか、硬めになっちゃった。

大きくはないけど、この胸の谷間上側も、ちょっと、しこりっぽい。

それに、谷間側の下側には、しっかりした、しこりが出来ちゃって、

その部分は、見た目も平らに角ばってて、形が変に凹んでて、

ちょっと目立つ。

せっかく、大きいしこりがなくなったのに、

この凹んでいる、しこりの部分、気になるよなぁ。

あっちが治れば、こっちが凹む。

なんだかなぁ。

鏡に映した胸の形は、

やっぱり、ちょっとへこんだり、角ばっていたりで微妙だ。

なかなか、いい感じにはならないんだ。

もうちょっと時間がたてば、もっと全体的に柔らかくはなるのかもだけど、

この形は、もう、そんなに変わらないのかなぁ。

 

胸の再建をした人が、

何回も修正手術したって、ブログを呼んだりもしたんだけど、

やっぱり、人に見せれるような?

左右同じな、いい感じの胸を作るには、

自分が納得するまで、何度も何度もお直しが必要なのかもしれない。

 

とはいえ、見た目以外に、問題はなく。

大きさも、少しは小さくなったから、腕に当たったりの邪魔もなくなったし。

誰にお見せするわけでもないし、

ブラをしてしまえば、そんなに左右の違和感も、形のいびつも目立たないから、

私はもう、これでいいかな。

何の気なしに触る胸は、ちょっと柔らかく弾力があって、

それはそれは、胸があるっていうの、実感できてるから。

 

乳頭は、早々に、保護するのやめちゃったからか、

まぁ、形成外科の主治医の先生に、すぐに外していいよって言われたからなんだけど。

すこーし、縮んじゃったかなぁ。

全体的にって言うんじゃなくて、縫い目のとことか、部分的に低くなってて

最初程、均一の円柱?みたいな感じじゃないんだけど。

まぁ、これも、元から、左側も、乳頭は小さいから、そんなに目立たない。

そして、もうはっきり言って、乳頭乳輪の入れ墨は、全く、するつもりはない。

乳頭はともかく、元からの左の乳輪なんて、私、本当に色が薄くて、

乳房の色と、乳輪はわずかにしか色が違わないのだから。

作った右胸も、もう、着色はしない。

どうせ、パッチワークのような継ぎはぎの縫い目は、

乳輪を着色しても隠れる大きさでもないし。

それにそれに、誰に見せるでもないし。

入れ墨も、痛そうだしね。

 

もっとずっとずっと若かったら、

胸の形も、乳輪の色も、もっともっとこだわるだろうな。

でも、還暦まであと数年の私だもの。

そこまで、こだわる必要性を感じない。

次回の外来で、また、主治医の先生にはお勧めされるだろうけど。

 

それよりも、もっと早く、

お腹の違和感や、胸の痛痒さみたいな変な感覚、なくなってほしいなぁ。

日常生活も、運動も、何の制限もないんだけど、

普通になんでも動けているんだけど、

やっぱりまだ、手術前の身体とは違っている。

全く、なんにも変な感じがなくなるのは、いつの事になるのやら。

 

という事で、

乳がん術後半年ちょっと、乳頭再建、修正した私の右胸の状態。ていう話。