こんにちは桜


4月に入りました。
今年の桜は、
もうそろそろ見納めかな?



『あなたはここにいなくとも』
町田そのこ/著

5つの短編集。

辛く苦しいような描写はなくて

心穏やかに読めましたニコ



主人公は若い女性たちで

どの話にも、おばあちゃんが

出てくるのと、いろんな別れが

テーマかなぁと思いました。



「おつやのよる」

自分の家族が恥ずかしくて

恋人に紹介できない清陽。

祖母が亡くなったという

連絡を受けて…。




「清陽の言葉やしぐさ、考え方の端々にあのひとたちがおるんや。パーツみたいなもんかな。おれはそういうパーツでできた清陽が好きやねん。やから、たとえ嫌なことや呆れることがあっても、でもこのひとのどこかにおれの好きな部分も絶対あるんやなあって考えるようにするだけ。それだけや」p43


こんなふうに言ってくれる
章吾は、とても良い彼だと
思いました。


「ばばあのマーチ」

会社でいじめにあってから

ひとが怖くなってしまった香子。

恋人の浩明は、圧がすごくて

私は好きになれませんでした。



「入道雲が生まれるころ」

リセット症候群を抱える萌子。

構築してきた人間関係が

重たくなり、逃げてしまう萌子に

共感してしまいました。



「くろい穴」

不倫相手の妻のために

栗の渋皮煮を作る美鈴。

この話はブラックだったかな。



「先を生くひと」

幼馴染の藍生に恋する加代。

出てくる人みんな好きになった

けれど、やっぱり澪さん。

素敵なおばあちゃんでした。

p240が心に残りました。



どの話も良かったけれど

「おつやのよる」と

「先を生くひと」が私は好きでした。

町田そのこさん、やっぱりいいなニコニコ




黄色い花 クローバー 黄色い花




少し前に、色絵花繋ぎのプレート

入荷のお知らせがあって

迷ったのですが、購入しました。



6寸皿、2枚です。



朝ごはんの目玉焼きを

のせてみました。




以前購入した
色絵彩梢ならべのプレートは
7寸皿だったかな?大きめです。


徳永遊心さんの器、

素敵だなと思いますハート



こういう器を使いこなせるくらい

お料理上手になれれば良いのですが泣き笑い