朝日新聞を読んでいたら、南米の先住民族の祭りを取材しに行ったら、「ぼくのFacebookはこれだよ」って言われたって話が載っていた。
Facebookを教えてくれた後に、彼は「ところで風の色がわかるかい?」
って聞かれたとのこと。
風の色ってステキやなあ。
今日は借りたDVD消化DAYやったんやけど、たまたま借りた小津安二郎の「麦秋」がめちゃめちゃ良かった。
あんまり普段演技とか気にしないんだけど、杉村春子の演技に脱帽!
劇中に杉村春子が原節子の会社に来た所で、扉が2つある部屋なので、でる扉を間違える、という展開なんだけど、そこの杉村春子が間違えた扉から正しい扉へ移動して出るとき、一瞬後ろ(カメラの方向)に振り返るねん!
すーごーいー!リアリズム!
って思って、たまげた。
東京物語は、誰にでもかけるホンだとかってよく批評であるみたいやけど、この映画はホンもよく出来てる。
風船が飛んでる空を老夫婦が見てるシーンがあるねんけど、それを見た老夫が「どこかの子供が泣いてるね」って言うねん!
セリフちょっと違うかも知らんけど、そんな感じの事言うねん、それももうヤられた!みたいな感じ。
構図も相変わらずめっちゃキレイやし、DVDの状態が悪いから残念やけど、ラスト近くの麦畑を行く花嫁行列とかもうキレイすぎて泣けます。
ゴダールとか、タルコフスキーとか、小津安とか、なんであんなに風景をキレイに撮れるんやろ。謎。
しばらく小津安二郎見ます。
ついでにクドカンの「少年メリケンサック」も見ました。
ピエール瀧か当たり役だと思いました。
さー、明日は何借りよっかな

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