父の余命宣告父が末期がんで余命宣告をされた。がんと診断された時点ですでに前立腺がんから骨転移しており、また、年齢のこともあり、手術はせずにきた。覚悟はしていた。だから、取り乱すことはなかった。妙に冷静。でも、痺れたような変な感覚。その日までにどんなことが起こり、何をしなければならないのかを考えている自分と、ごく近い将来に父がいなくなってしまうだなんて信じられないでいる自分とがいる。