昨日の佐賀では、パーキンソン病の方が来られた。

もう9年も前に発症し、いろんな手術や療法をされたが、なんら変化が見られず、身体が30度ななめ右に傾いていらっしゃって、座布団にすわることができない。常に身体が震えている。
さらに、その体勢からくる腰の慢性的なゆがみと痛み。

ドーパミンと言う運動を行う伝達物質が出なくなる病気だ。

パーキンソン病は、神経変性疾患の一つで、日本では難病(特定疾患)に指定されている。


いままで2例しかやったことがなく、この難病に関するデータがパソコンの中にない。

わたしは今までの1万に近い症例を、出来る限りパソコンに状態をメモしている。

身体の部位や症状、病名ごとに関連するネガティブな感情が違うので、それをメモして次に出会う同じ症状の方の方に読んでいただき、自分の身体の症状が、そのときのどのこころ模様と一致しているのかを確認してもらっています。その方がこころに響き、身体の症状にもいいのだ。



今回はもう、話しを聞きながら理解して行くしかなかった。


DBSという手術を行なっている。声も小さくなり、傾き小走りもできなくなった。ドーパミンの量がみんなより極端に少ないので、このDBSにより脳の視床下部に電極から刺激を送り込んでいる。

DBSとは、難治性のパーキンソン病に用いられる療法で、脳の深部に留置した電極からの電気刺激により、その部位の活動を抑えて、従来の外科治療で行われていた脳深部の破壊術と同様な効果を得るという治療法で、薬のみで十分な効果が得られないパーキンソン病の方に行なうそうだ。

この方は右の鎖骨の下にその機械と電池を埋め込まれていましたが、効果はあまりなかったそう、、、電池は5年持つそうだ。知らなかった。


身体が傾いて座布団に座れない為、座布団をクルッと丸めてその上に座っていた。


前に傾く、右横に傾くという姿勢障害から→腰痛、座骨神経痛がでている。背骨が斜めに歪みながらまがっていてトルネードの形に成っている、そのため腰全体が痛い。



こころ模様がいまいち掴めないが、今回は先に施術。


施術には、視床下部の場所を正確に把握しないといけないと思い始めた。。すぐネットで視床下部の場所を確認する。

ネットで部位を確認。
$見えない世界の本当の事。

鼻の付け根と後頭部の出っ張った部分のちょうど真ん中近くにある視床下部。ちょうど鼻の付け根から後頭部を前後にあわせて向かい合わせ。


視床下部と言う場所をしっかり意識して、鼻側に右手、後頭部側に左手を充てる。


ほどなくして、、

目の前からほわっとした、なに?




「あれれ?」




違和感がない!




さっきと違う!20%軽くなった?いやもっと?




「もうすこししましょうか。」




この時、すでに普通に座布団に座っている事に本人は気がついていない。





その後、スッと立ち上がられた30度傾いていた身体は10度になり、すでに身体のシェイキングが止まっていた。

無理をすると姿勢がまっすぐにもなる。




「よかったら明日の勉強会の少し前にいらしてください。よろしかったら」




ヾ(≧∇≦*)ゝ




笑顔、笑顔、





そして、9年前、自分のつらかった事、悲しかった事を話し始めた。。

その時、苦しい程つらかったと、、




やはり、こころの状態がいろんな病を作るんだね。




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腰は、さすり始めたらすぐにまっすぐになり始めて痛みはその場で消去、腰のトルネード改善。
よかったぁ!今日も来られるよ!