12月から1月中旬まで
約1ヶ月ほどフランスで過ごしたため
どうやら私の中の
日本とフランスのバランスが
フランス>日本
といった具合に崩れてきている
こういうホームシック状態のときは
日本の嫌なところばかり目に付いてしまう
このアンバランスさを補正するために
私の大好きな日本を見てこよう
東京の無国籍感は
私のような存在には居心地が良い
でも東京には
Kawaii
はあるけれど
Kirei
があるのはやっぱり京都
東京はキラキラした街
京都は綺羅綺羅の街
連なる朱塗りの鳥居の奥は
この世界とは別の世界があるような
伏見稲荷大社
千年の都の優雅さを感じさせる
平等院鳳凰堂
心を落ち着かせてくれる
京都御所
この写真は紅葉の季節のものだけど
春になれば桜が美しい
嵐山の渡月橋
この山の木々のバランスが
一枚の絵として成立するよう
緻密に計算されつくしていて
同じ日本でも他の地域にはない
無造作の中の作為
余談だけれどお茶席のお庭などは
落ち葉の数などは人為的に加減する
どのくらい落ちていると美しいのか
そんなことにも心を砕くところに
京都が生み出した
日本の美しさがある
張り詰めたような清浄な空気と静けさが
とても大好き
京都は雪が降っても綺麗なので
夏とはまた違った美しさがあって
それも楽しみ
雪といえば
雪化粧をした金閣寺はとても幻想的
一歩間違えば
下品になりかねない黄金の建物を
これほどまでに自然の中に溶け込ませる
こんなにも洗練された美意識を
私は他に知らない
そうだ
新しい京焼の器を買ってこようか
春に向けて菜の花や
桜の絵柄のものがあればいいな
京手毬も買ってこよう
あれはまだ私が7歳のとき
母方の祖父母に連れられて
初めて京都を訪れたときに買ってもらった
母方のご先祖さまは
本能寺の変で父親が命を落とした後
金沢に逃れ前田家に匿われたそうで
お正月のお雑煮も
お雛様の飾り方も
お花見の桜餅も
紋付の女紋も
金沢の武士の家には珍しく
全て京風で統一されている
これは東京で暮らしてても変わらない
江戸の中に京都がある
そんな不思議な感じ
名前しか知らないご先祖さまがいた街
フランス人の血を引く子孫を見たら
ご先祖さまはビックリするだろうか
舶来品が好きだったというから
ひょっとしたら喜んでくれるだろうか
千年の都
日本の文化を生み育んで
とても綺麗なもので溢れている街
もっともディープな日本が残る街
あの空気の中でなら
今の私をリセット出来るかも
そうだ
京手毬を買ったついでに
手毬寿司を食べてこよう
江戸前のお寿司も美味しいけれど
こんなにも可愛らしくて綺麗なお寿司
他にはないのだから
手毬飴も買ってこよう
同じように京手毬を模した
チョコレートも買ってこよう
京都のお菓子は甘さが優しくて好き
砂糖の甘さではなく
素材の甘さがする
餡も小豆の甘さがして
ほんのり甘い
そうだ
せっかく2月になるのだから
甘春堂さんに行って
下萌えや雪割草、寒椿を買ってこよう
日本のお菓子は季節に合わせて
いろんな色や形があって
名前も風情があってとても素敵
母方の祖母が買ってくれた
京友禅を着てみようか
でも雨や雪だったら困るな
そうだ
大阪まで足を伸ばして
阪急ホテルのレストランから
淀川を眺めてこよう
パリで生まれ育った私は
セーヌ川を見て育ったせいか
大きな川が流れる街は安心する
東京でも勝鬨橋をよく見に行く
同じ理由でテムズ川が流れる
ロンドンも大好き
そうだ
温かいおうどんを食べてこよう
京都や大阪のおうどんは
出汁が効いてて風味が豊か
濃口醤油の匂いが苦手な私は
お蕎麦より関西風のおうどんが好き
神戸はどうしようか
浜風が冷たいかもしれないし
今回は日本を強く感じたいから
春になったらまた行こうか
うん
とりあえず京都に行こう
お気に入りの曲をiPhoneに入れて
新幹線に乗ろう







