「急いては事を仕損じる」
なんてことも言いますが、これは正しいのと同時に間違いなのかなと思います。
「幸運の女神に後ろ髪はない」
「兵は遅巧よりも拙速を尊ぶ」
この辺は真逆でしょうか。
よく考えて行動すること。
これはすごく大事です。
勝てる見込みもないものを推し進めると、ほぼ失敗します。
だったらよーく熟考して完全に成功する算段を立ててから……となるのでしょうが、
ここで重要なのは、それは「考えているのか、それとも悩んでいるのか」ということ。
考えているのと悩んでいるのには決定的な違いがあると思っています。
考えている最中は、そもそも答えとなるものがありません。
答えを出すために考えます。
そして、考えて答えが出た後は、どちらが正しい答えなのかと悩みます。
……まぁ、正しい答えなんてないので、悩んでも無駄なんですけどね。
これが結論。
悩んだところで答えは出ないのだから、考えたうえで悩まず行動しましょう。
もっともに聞こえますが、実はこの考えることと悩むことの線引きはものすごく難しいのだと思います。
だから冒頭の相反する格言がでるのかもしれません。
考えることは、実は誰でもできます。(たまに考えもせずに突っ込むイノシシさんもいますが…)
そして誰でも考えた上で、どちらが正当なのかを判断しかねず悩みます。
悩んでる間は安全地帯。決定的な正解もなければ、決定的な失敗も味わうこともありません。
悩んでることと考えることの線を引かなければ、「失敗をしないために考えている」という言い訳も立ちます。
で、こんな格言が出てきます。
「有能な者は行動するが、無能なものは講釈ばかりする」(バーナードショー)
考えたうえで行動する。
たとえそれで失敗しても、考えたうえでの結果であれば悔やまず受け入れる。
自ら動かずに口だけだと、それは無能と自ら宣言しているのと同義。
失敗を叱責するのは日本の文化ですが、
最近の周りを見ると、少しずつ変わってきているのかもしれませんね。