岡山県笠岡市にあるカブトガニ博物館の学芸員さんとちょっとしたご縁があり、カブトガニの抜け殻をご提供いただきました。

 

 

 

 

 

 

カブトガニってこんなにきれいに脱皮するんですね。

小さいながらもしっかりカブトガニの形をしています。

 

 

せっかくいただいたものなので、このまま飾っておいても良かったのですが、

 

 

 

 

 

やはり剥製師としては

 

 

 

 

 

色が塗りたくなってしまいす😅

 

 

 

 

ということでアクリル絵の具で塗ってみました。

 

私たちが普段イメージするカブトガニとは色彩が違うように思われるかもしれませんが、カブトガニの子供はこのような色をしているみたいです。

(色彩はカブトガニ博物館の学芸員さんに監修していただきました)

 

 

 

 

 

色が塗り終わったら

 

 

 

 

 

最後にコーティングを施して完成です。

 

 

 

 

初めて挑戦したわりには、なかなか良い感じなのではないでしょうか。

特に裏側はリアルに仕上げられたのではないかと思います。

 

 

 

 

 

完成後は

 

 

 

 

 

カブトガニ博物館に寄贈してきました。

 

個人宅でひっそり眠っているより、しかるべき施設にて活用していただく方が、剥製としての役目を果たせますよね。

 

今後お披露目される機会があるかはわかりませんが、できることなら展示品として末永く活躍してくれることを願います。

 

 

カブトガニ博物館様のTwitterでもご紹介いただきましたので、どれが私の作品か見分けてみてください(笑)

 

 

 

今回はカブトガニ(しかも幼体)という一般人ではまず入手することのできない激レア種を手掛けることができ、貴重な経験ができました。

 

お忙しい中、抜け殻の提供から監修までお付き合いくださったカブトガニ博物館の学芸員様のご厚意に感謝いたします🙇