*代表作を教えて下さい
劇場映画ですと「実写テニスの王子様」、それから「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!
ベリアル銀河帝国」です。
あと短編で「BUNGO 黄金風景」「Jamfilms S すべり台」があります。
TVドラマで「おくさまは18歳(西川貴教主演)」。
TVアニメで「SDガンダムフォース」です。
*記念すべきユニット第一作『力俥』について伺います!
a. キャッチコピーを付けるとしたら
どんな単語が浮かびますか?
乗せて走るは 粋のつっぱり 男はつらいよ 女もつらいよ
b.古都・鎌倉が舞台の作品ですがロケでの印象は如何だったでしょうか?
消え去った遠い過去の歴史は、心に残る浪漫として生きていると実感しました。
現存する史跡が、証拠として目の前にある。足の下にある。それが言葉にならない
何か「脈」という感じの凄さの証拠で、畏敬の気持ちがいつもありました。
そしてそこに生きて生活している人たちの、品の良さに嬉しくなりました。
c.今回の作品での監督のツボ!を教えて下さい。
今回はコメディですが、乗せたお客の女性はいったい何者だ? というミステリー的な
要素があります。そこをどう構築するのかが一番苦労した点であり、この作品のツボです。
見ているうちに洩れてくる情報の小味を堪能してもらいたいですね。
それから、主役二人の微妙な呼吸というか、気持ちの変化や駆け引きの空気感が素晴らしくて、
ツボと言えます。
二人のどんなやりとりも隅々までたまらない味わいです。
d.これから、たくさんお聞きして行きますが(笑)
制作中の苦労で今!最初に思い出すのは何ですか?
この短編を作ろうとなって、どんな話にするかを構築していくときが苦労しました。
まったくのゼロから始める作業ですので、僕やむとうさんの心の中から、ぼやんとしたものを
掴んで、それを削り出し、磨いて、色を付けて・・・という作業。
知恵や情報が欲しいと鎌倉に何度も足を運んで取材して、脚本になるまでが、本当にドキドキで、
難しかった。でもむとうさんという素晴らしい方が一緒だったので、とても刺激的なやり取りが
出来て、幸福な時間でもありました。
e.最初に思い出す楽しかった事は何ですか?
最初に思いだすのは、むとうさんと初めて会った時の、心地よさです。
間を繋いでくれた真崎先生が大遅刻しまして、先に勝手にお互いに挨拶をして、雑談し始めたとき。
それはもう、これから自分の人生において、大きな運命の出会いだという実感がありました。
その時間が楽しかったのです。本当に。これが最初です。
f .制作スタッフにも大好評!今!思い出す鎌倉グルメは?
何度も食べた「生しらす丼」です!