これはどちらかというと
ジャケ買いみたいな感じで購入した本です。
本書は筆者の成功談を軸に、
会社経営を社員全体で行うゲームとして運航する
といったマネジメントにおけるポリシーを記したものです。
今の日本の会社では本当に
こういった考えは欠落していますね。
上司は「部下は難しいことは解らない」と決めつけ何も教えず
部下は「何のために仕事してるのか解らない」と
働く意義が見出せなくなっている。
ただ毎日生きる為に働いている。
こういったすれ違いを解消するには
情報の公開が一番手っ取り早いということは
明らかな事なのですが、それが難しいようです。
具体的には教育に費やす人件・時間の捻出や
社外への情報漏洩に対する恐れなどから
情報公開への動きはなかなか起こらない。
しかし会社の現状の数字と
目標としたい数字を知ることは
やはり労働意欲の向上には
効果的だと思うんですよね。
ゴールも解らず、ひたすらだらだらと
言われたことをするだけの日々に
価値を見いだせと言う方が無理な話です。
そういったことを学ばされると同時に
マネジメントに対する興味が一層湧いてきました。
特に気に入ったのは、
経営、マネジメントといった難しい問題を
ゲームと簡潔に言い放ってしまっているところです。
既に成功した人間に「ゲーム」と言わせるのは
確かに簡単なことではあるかもしれませんが、
実際にそういうネガティブな意見抜きに
あながち間違ってないと感じます。
ゲームに存在するのは上下関係ではなく、
各役割を担うプレイヤーたち。
そういった構図が会社を一丸にするにあたって
必要なスタンスなのではないでしょうか?
予想以上に面白い本でした。
こういった考え方が役立つ時が
いつか来ることがあれば・・・と感じています。
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