~発音のゴクイ(5)~[l] vs [r]★PART-4
日本から送ってもらって、この本を読み始めました。
まだほとんど読み進めていないのですが、「昔のひと」というキーワードから、中学生のときに、学研まんが日本の歴史シリーズ で見た杉田玄白たち(『解体新書(ターヘル・アナトミア)』をオランダ語から日本語に翻訳した人)のエピソードを、ふと思い出しました。
---
杉田たちのオランダ語の『ターヘル・アナトミア』の翻訳作業は、常に手探り状態。ある日、ある文章で出くわした"xxxx"という単語がどうしてもわからず、皆で頭を抱えてしまった。色んな文献で同じ単語を探したところ、『落ち葉をはきあつめるとxxxxする』、『鼻は顔の真ん中でxxxxしている』という文章を発見した。ひとしきり考え込んだ後、誰かがついにひらめいた。
「あっ、そーか、xxxxは『つみあがる』という意味なんだ!
」
---
…昔の人、えらすぎです
そしてついでに、高校時代に前面が壊れて中身が露出したメトロノームに、「ターヘルくん」という名前をつけていたことまで思い出しました。私は、ホントどうでもいい記憶だけが…(涙)
* * * *
さて、今回で[l]と[r]の最終回です。今回は、実は(思わず)さらっとやってしまった、「母音+[r]」と「Vowel 'R'」という[r]のバリエーションに重点をおいてやっていきたいと思います。
「母音+[r]」について
「母音+[r]」も、基本の[r]と舌の位置は一緒。「のどの奥」に向かって、舌をぐぐっと持ち上げて音を出します。じゃあ何が違うのかって?
「母音+[r]」で一番意識したいのは、「直前の母音から[r]へのスムーズな移動」です。
「母音+[r]」の組み合わせのときに、思わずやってしまいがちなのが、[r]の音が出しにくいので、あせって母音から十分に[r]に移りきらないまま終わってしまう、というパターン。
「母音から[r]への移動の間」も[r]の音に含まれますので、落ち着いて滑らかに舌を移動するようにしてください。スムーズに舌を動かすイメージを作るため、ちょっとしたことですが、以下の方法で、areという単語を練習してみましょう。
まず、手のひらを上に向けて開いてください。その状態で、母音を伸ばし始めます(「[a]---」)。そして、ゆっくりと指を曲げはじめ、同時に、[r]の音を出すためにのどの奥に舌を移動させはじめます。指を握りこんだら[r]の音が完成しているようにしましょう。指と舌の動きが連動しているイメージで、「母音」から[r]への移動を、指を握るスピードを変えながら、何度かくりかえしてください。
「お、だいぶスムーズになったぞ」と思われたら、他の単語でも同様にして練習してみましょう!「母音から[r]への移動」を意識しながら、手を握ったり開いたりしてみてください。
(1) near here
(2) fair share
(3) four more
(4) bare floor
(5) far star
(6) nearly a year
(7) clear air
(8) marry Harry
(9) warm heart
(10) glorious morning
Vowel 'R' について
Vowel 'R' とは、子音のはずの[r]が母音化してしまってた音のことです。例えば、birdやherの発音を辞書で確認してみると、eが左右逆になったような発音記号が使われていますよね。これがVowel 'R'です。
Vowel 'R' を発音する場合は、「子音を発音しているときから、[r]の位置に舌を置いておく」ことがコツです。たとえば、birdであれば、[b]の音を出し始めるときにはもう、のどの奥に舌が持ち上がっています。唇を「スイカの種をぷっ」という感じでリリースすると同時に、「こもった[r]」が聞こえてくれば、成功です。
それでは、Vowel 'R'を単語で練習してみましょう。
(11) her
(12) stir
(13) sir
(14) fur
(15) purr
(16) bird
(17) heard
(18) word
(19) third
(20) urban
どうでしょうか?舌が鍛えられれば、こちらもかなり楽に発音できてくると思いますよ
ちなみに、単語の発音については、「ジーニアス英和大辞典」を参考にしていますが、他の辞書では違った風に紹介している可能性があります。(もっと早く言え!って感じですね、すみません
)
以上、[r]のバリエーションを二つご紹介して、[l] vs [r] については終わりとさせていただきます。いかがでしたでしょうか?ご質問等あれば、コメントでどうぞ。おまちしております♪
次回は、[k] vs [g] vs [ng]についてお話させていただきますね。
* * * *
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* * * *
Some succeed by what they know; some by what they do; and a few by what they are.
- Elbert Hubbard
まだほとんど読み進めていないのですが、「昔のひと」というキーワードから、中学生のときに、学研まんが日本の歴史シリーズ で見た杉田玄白たち(『解体新書(ターヘル・アナトミア)』をオランダ語から日本語に翻訳した人)のエピソードを、ふと思い出しました。
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杉田たちのオランダ語の『ターヘル・アナトミア』の翻訳作業は、常に手探り状態。ある日、ある文章で出くわした"xxxx"という単語がどうしてもわからず、皆で頭を抱えてしまった。色んな文献で同じ単語を探したところ、『落ち葉をはきあつめるとxxxxする』、『鼻は顔の真ん中でxxxxしている』という文章を発見した。ひとしきり考え込んだ後、誰かがついにひらめいた。
「あっ、そーか、xxxxは『つみあがる』という意味なんだ!
」---
…昔の人、えらすぎです

そしてついでに、高校時代に前面が壊れて中身が露出したメトロノームに、「ターヘルくん」という名前をつけていたことまで思い出しました。私は、ホントどうでもいい記憶だけが…(涙)
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さて、今回で[l]と[r]の最終回です。今回は、実は(思わず)さらっとやってしまった、「母音+[r]」と「Vowel 'R'」という[r]のバリエーションに重点をおいてやっていきたいと思います。
「母音+[r]」について
「母音+[r]」も、基本の[r]と舌の位置は一緒。「のどの奥」に向かって、舌をぐぐっと持ち上げて音を出します。じゃあ何が違うのかって?
「母音+[r]」で一番意識したいのは、「直前の母音から[r]へのスムーズな移動」です。
「母音+[r]」の組み合わせのときに、思わずやってしまいがちなのが、[r]の音が出しにくいので、あせって母音から十分に[r]に移りきらないまま終わってしまう、というパターン。
「母音から[r]への移動の間」も[r]の音に含まれますので、落ち着いて滑らかに舌を移動するようにしてください。スムーズに舌を動かすイメージを作るため、ちょっとしたことですが、以下の方法で、areという単語を練習してみましょう。
まず、手のひらを上に向けて開いてください。その状態で、母音を伸ばし始めます(「[a]---」)。そして、ゆっくりと指を曲げはじめ、同時に、[r]の音を出すためにのどの奥に舌を移動させはじめます。指を握りこんだら[r]の音が完成しているようにしましょう。指と舌の動きが連動しているイメージで、「母音」から[r]への移動を、指を握るスピードを変えながら、何度かくりかえしてください。
「お、だいぶスムーズになったぞ」と思われたら、他の単語でも同様にして練習してみましょう!「母音から[r]への移動」を意識しながら、手を握ったり開いたりしてみてください。
(1) near here
(2) fair share
(3) four more
(4) bare floor
(5) far star
(6) nearly a year
(7) clear air
(8) marry Harry
(9) warm heart
(10) glorious morning
Vowel 'R' について
Vowel 'R' とは、子音のはずの[r]が母音化してしまってた音のことです。例えば、birdやherの発音を辞書で確認してみると、eが左右逆になったような発音記号が使われていますよね。これがVowel 'R'です。
Vowel 'R' を発音する場合は、「子音を発音しているときから、[r]の位置に舌を置いておく」ことがコツです。たとえば、birdであれば、[b]の音を出し始めるときにはもう、のどの奥に舌が持ち上がっています。唇を「スイカの種をぷっ」という感じでリリースすると同時に、「こもった[r]」が聞こえてくれば、成功です。
それでは、Vowel 'R'を単語で練習してみましょう。
(11) her
(12) stir
(13) sir
(14) fur
(15) purr
(16) bird
(17) heard
(18) word
(19) third
(20) urban
どうでしょうか?舌が鍛えられれば、こちらもかなり楽に発音できてくると思いますよ

ちなみに、単語の発音については、「ジーニアス英和大辞典」を参考にしていますが、他の辞書では違った風に紹介している可能性があります。(もっと早く言え!って感じですね、すみません
)以上、[r]のバリエーションを二つご紹介して、[l] vs [r] については終わりとさせていただきます。いかがでしたでしょうか?ご質問等あれば、コメントでどうぞ。おまちしております♪
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