緊急事態宣言の延長について、
そろそろ世論も気づき始めているように感じるのが、
社会的コストをどう賄うのかという疑問である。
これはむしろ(感染者ではなく)生活者の命をどうするのか、
という疑問となり顕在化するだろう。
国家的規模の1年、2年、10年を見据える経営計画が必要だ。
例えそれが正確に予測できなくとも。
補正予算の財源案も、
国債等、金融上の借り入れで議論しているが、
過去の収入から未来の収入を予測できない状況で、
なぜ借金の話が通るのか不思議だ。
感染症対策も大いに結構なことだが、
そこには莫大なコストがかかる。
そこに金を使う限り、
他のどこかで出費を切り詰める、
あるいは収入を増やす計画が同時に必要だ。
今、未来の収入をストップさせてコストアップさせる話が、
まるで疑問がないかのようにまかり通っている。
専門家会議は医学関連の専門家の諮問機関であり、
経済学、社会学の専門家の意見が見えてこない。
まさか経済学や社会学の専門家が政治家だというのだろうか?
国家規模の感染症対策、すなわちコスト増の話がされるのに、
どうして国家規模の経営計画の話が明らかにされないのだろうか。
ここを無計画に緊急事態宣言の延長はありえないと思うのだが。
経済とて生き物と同じで、常に呼吸していることが大切だ。
1ヶ月にも及び呼吸を止めてきたものに、
更に1ヶ月も呼吸を止めろという、その対策こそ最重要ではないだろうか。
国債という借金財源も、国家の収入が見込めてこその財源のはずだが。