ドーピング問題、スポーツ選手に影を落とす問題である。

ロシアの国家的なドーピング疑惑は別として、

ここでは個人のドーピング疑惑について。

 

パク・テファンがリオ1500m自由形の参戦を取りやめ、

帰国することを決断した。

 

パク・テファンは北京オリンピックにおいて、

韓国で初めての競泳オリンピックメダリストであり、

韓国の英雄であった。

 

2015仁川アジア大会前のドーピングテストで、

陽性反応、一躍ドーピング選手ということとなった。

 

テファンを擁護する気は毛頭ないが、

彼が引っかかったのはテストステロン。

そもそもドーピングということが問題になったはじめの頃のホルモンであり、

最も有名な禁止薬物ということが言える。

 

テファンの所属事務所も、この件のテファンの担当医を告訴した経緯もあり、

個人的に、テファンが自分の意思でテストステロンを投与したとは考えにくい。

 

近年のドーピングについては、

ライバルを蹴落とすための手段や、

人間関係の縺れが原因の悪意による罠など、

原因が多様化している。

 

しかし、原因はどうあれ、

テファンの競技者としてのピークはほぼ終わったと思わざるを得ない。

これは非常に残念な出来事であった。